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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 法学部
科目名
導入講義(法学入門)I

担当教員 棚村 政行
学期曜日時限 春学期  木5時限
科目区分 導入教育科目(講義) 配当年次 1年以上 単位数 2
使用教室 14-201 キャンパス 早稲田
科目キー 1200000007 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LAWH101L
大分野名称 法学
中分野名称 その他法学
小分野名称 概論
レベル 初級レベル(入門・導入) 授業形態 講義

シラバス情報

最終更新日時:2019/08/05 09:29:46

授業概要  本講義は、法学部に入学した学生のみなさんを対象にして、法とは何か、法の歴史と発展 、法源としての法、法の解釈と適用、紛争解決と司法制度などの法学一般に関する基礎知識をマスターするとともに、各論として、憲法や政治と法、行政と法、犯罪・刑罰と法、先端科学技術の発展と法、労働と法、日常取引と法、家族と法、スポーツと法、宗教と法などの各分野から、最近の裁判例やホットな話題を取り上げて、法的な問題点だけでなく、その社会的背景や問題解決の方向性について掘り下げて考えてみることにしたいと思う。初めて法律学に触れる人が多いと 思われるので、できるだけ平易に法の基本的な仕組みや構造について解説することを心がけたい。また、ここでの講義を通じて、みなさんが様々な角度から総合的多角的に問題点を探り出し適切な解決を考えられる、いわゆるリーガル・マインド(法的思考力)を身に着けられるように工夫したいと考えている。
授業の到達目標  この授業では、みなさんが、法の意義、法の歴史、法を支える思想、紛争と法などの法の基盤となっているものを十分に理解したうえで、次に、具体的な現代社会で起こっている事件や問題を通じて、問題の発生している原因や背景はなにか、また、法の解釈や適用、裁判などにより、具体的にどのように問題の妥当な解決が図られているのか、そして、司法を通じた問題解決には限界はないのかなどを深く考える機会としたい。この授業では、具体的な事件を通じて、法律の条文、判例・学説の調べ方、読み方、理解の仕方、法律論文やレポートの書き方、まとめ方などについても学修する。法令・判例・法律文献の検索方法については、8号館地下2階の学生読書室での説明会を予定している。この授業を通じて、1年生として法律の基本的な仕組みや役割についてマスターしてもらうことを狙いとしている。
事前・事後学習の内容  この授業では、事前に、テーマごとに授業のレジュメを掲載して、どのようなテーマについて取り上げ、どのような内容の学修を 予定しているか、予習課題、参考文献なども示して
予習をして臨んでもらう。また、授業終了後も、さらに、復習のために、授業内容を掘り下げて考えたり、さらに深い興味を抱いた学生諸君のために、発展問題や応用問題、関連問題についても示したいと思う。
授業計画
1:
第1回 法の意義と機能ー法とはなにか
   この講義では、社会規範としての法、法の特質と構造、法の役割などについてガイダンスを行う。
2:
第2回 法と法学の歴史
  第2回は、ローマ法やドイツ、フランスなどのヨーロッパの法の発展と歴史、日本での西洋法の継受を学ぶ。
3:
第3回 法律と法の体系
 第3回は、法律の分類、体系、法の各分野や内容・形式による区別、法律用語、立法などを学修する。
4:
第4回 紛争解決と裁判制度
 第4回は、社会におけるさまざまな紛争とその解決のための裁判制度について、民事裁判、刑事裁判、行政裁判などを取り上げる。
5:
第5回 判例の読み方
 第5回は、判例の探し方、読み方、判例評釈、判決理由と傍論、判決の射程などについて、具体例を取り上げて説明する。
6:
第6回 憲法・政治と法
 第6回は、憲法の意義、その特質、最高法規性、違憲審査制などについて、具体的な最近の裁判例から学修をする。
7:
第7回  行政・行政訴訟と法
 第7回は、行政活動は膨大かつ多様な範囲を含み、行政立法、行政裁量、行政指導、行政計画について取り上げる。
8:
第8回 犯罪・刑罰と法
第8回は、刑法の罪刑法定主義、犯罪の国際化、組織化などと刑事司法の在り方、死刑制度などについて学修する。
9:
第9回 先端科学技術の発展と法 
 第9回は、科学技術の飛躍的発展がもたらすさまざまな課題、たとえば、生殖補助医療と親子関係、ロボットとAI、原発事故と法などを取り上げる。 
10:
第10回 労働・働き方と法
 第10回は、労働契約法、労働基準法、雇用均等法、労働組合法など多様な働き方の保障と労働者の最低限の権利を守るための雇用法制を学修する。
11:
第11回 日常取引と法 
第11回は、日常の暮らしでの財の所有や契約を規律する民法の基本的な構造、120年ぶり大改正となった400条あまりの債権法改正の主要な点について学修する。
12:
第12回 家族と法
第12回は、最近の家族法のトピックで、夫婦別姓、再婚禁止期間、同性婚、婚外子相続分差別、特別養子、相続法改正などを取り上げて、家族と法のあり方を考える。
13:
第13回 スポーツと法

第13回は、2019年ラグビーワールドカップ東京大会、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会を前にして、スポーツと法の問題を取り上げ、代表選考、暴力・ハラスメントなどの不祥事

について考える。

14:
第14回 宗教と法
 第14回は、オウム真理教の地下鉄サリン事件など一連の事件の影響で改正された宗教法人法、首相の靖国参拝訴訟、大嘗祭裁判などを取り上げ、宗教と法の関わりを考える。
15:
第15回 学期末試験
 第15回は、教室において学期末試験を実施する。
教科書   副田隆重=浜村彰=棚村政行=武田万里子『ライフステージと法(第7版)』(有斐閣、2017年)のほか、初回授業で文献リストを配布する予定。
参考文献 事前にコースナビで、毎回のテーマごとの参考文献と予習課題を示す。
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 80% 学期末試験で、論述問題をだし、その結果で客観的に成績を評価する。
平常点評価: 20% 出席状況を確認して、平常点も考慮する。
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