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シラバス詳細照会

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  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 法学部
科目名
医事刑法

担当教員 甲斐 克則
学期曜日時限 秋学期  月2時限
科目区分 刑事関連科目 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 8-106 キャンパス 早稲田
科目キー 1200004633 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LAWC211L
大分野名称 法学
中分野名称 刑事法
小分野名称 刑法
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 講義
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/02 10:37:15

副題 医療と刑法の交錯
授業概要  医療技術の「進歩」は、これまで不治とされていた疾患を治癒したり早期に発見したりすることを可能にし、確かに人類に多大の恩恵をもたらしているが、反面、その用い方を誤ると、重大な人権侵害をもたらす可能性を秘めている。治療行為や安楽死のように古くから刑法学が検討対象としてきた問題もあるが、近年では、尊厳死、脳死・臓器移植、体外受精、遺伝子診断、遺伝子治療等、ゲノム編集、人の生死に関わる諸問題がわれわれに解決を迫っている。これらの諸問題に対して、刑法はいかなる役割を果たしうるのか、あるいは果たすべきか。規制根拠は何か。いずれも、「人間の尊厳」ないし「人格の尊厳」の問題にも関わるだけに、小手先の解釈論では済まない奥行きの深い問題である。本講義では、医療と刑法に関する重要問題をピックアップして、問題の所在と解決の方向性を呈示しつつ、ともに考えようとするものである。各人が自分の問題として受け止めていただきたい。
授業の到達目標  医療と法、特に刑法との関係に関する基本問題ないし重要問題について基本的理解が可能となることを目標とする。また、生命倫理についても、基本的知識を習得することを目標とする。
事前・事後学習の内容 授業で学んだ課題をレジュメを見つつ自分なりに再考しておくこと。
授業計画
1:
第1回
医事刑法総論・医事刑法の基本的視点/医療と刑法ないし医事法の問題を考える基本的視点について説明します。
2:
第2回
治療行為と刑法/治療行為の意義と適法化要件について具体例を取り上げつつ講義します。
3:
第3回
人体実験・臨床研究・臨床試験と刑法/人体実験・臨床研究・臨床試験の意義と適法化要件について講述します。
4:
第4回
医療事故・医療過誤と刑法/医療事故・医療過誤について、刑法的観点から、刑事事件のみならず民事事件も取り上げつつ、医療安全体制の構築も射程に入れて講述します。
5:
第5回
薬害と刑法/薬害の意義と事案処理、および薬害防止システム構築について講述します。
6:
第6回
安楽死・自殺幇助と刑法/安楽死・自殺幇助の意義と国内外の動向を取り上げつつ講述します。
7:
第7回
尊厳死と刑法/尊厳死の意義と国内外の動向を取り上げつつ講述します。
8:
第8回
小児医療と刑法/講述します。小児医療をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
9:
第9回
人体の利用と刑法/人体の利用をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
10:
第10回
臓器移植と刑法/臓器移植をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
11:
第11回
生殖補助医療と刑法/生殖補助医療をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
12:
第12回
人工妊娠中絶と刑法/人工妊娠中絶をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
13:
第13回
医療情報・遺伝情報の保護と利用/医療情報・遺伝情報の保護と利用をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
14:
第14回
再生医療と刑法/再生医療をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
15:
第15回
精神科医療と刑法/精神科医療をめぐる問題について国内外の動向を取り上げつつ講述します。
教科書  甲斐克則編『ブリッジブック医事法(第2版)』(2018年・信山社)、甲斐克則・手嶋豊『医事法判例百選(第2版)』(2014・有斐閣)
参考文献  甲斐克則『安楽死と刑法』(2003年・成文堂)、甲斐克則『尊厳死と刑法』(2004年・成文堂)、甲斐克則『被験者保護と刑法』(2005年・成文堂)、 甲斐克則『生殖医療と刑法』(2010年・成文堂)、甲斐克則『医療事故と刑法』(2012年・成文堂)、甲斐克則『臓器移植と刑法』(2016年・成文堂)、甲斐克則『終末期医療と刑法』(2017年・成文堂)、甲斐克則『講演録:医事法学へのまなざし-生命倫理とのコラボレーション』(2018年・信山社)

 甲斐克則編集代表『医事法辞典』(2018年・信山社)

*課題レポート用の課題図書は追って指示する。
成績評価方法
割合 評価基準
レポート: 80% 課題図書を指示し、それに基づいてテーマを明確に設定し、5,000字~6,000字で論じること。引用、典拠、論理力を厳密に評価する。
平常点評価: 20% 毎回出席を取る。出席回数は成績に影響する。正当な理由で欠席する場合は、事前または直後に届け出ること。全体の3分の2の出席を要する。
備考・関連URL  毎回出席を取る。

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