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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 法学部
科目名
主専攻法学演習(民法) N (春)

担当教員 棚村 政行
学期曜日時限 春学期  火5時限
科目区分 3・4年法学演習 配当年次 3年以上 単位数 2
使用教室 8-312 キャンパス 早稲田
科目キー 1200007B11 科目クラスコード 14
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LAWB311S
大分野名称 法学
中分野名称 民事法
小分野名称 民法
レベル 上級レベル 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/02 10:37:15

副題 親族・相続法の重要問題の研究
授業概要

 少子化、高齢化、国際化、非婚化などの著しい進展に伴い、現代家族にはさまざまな解決困難な新しい問題が登場している。たとえば、同性婚、夫婦別姓、再婚禁止期間、離婚後300日問題、代理出産・死後生殖、GIDとAID出生子の法的地位、近親婚的内縁と遺族給付、国際的な子の連れ去りとハーグ条約、離婚と親子の面会交流、DV、児童虐待、特別養子など、どれも深刻かつ困難な問題ばかりである。
 そこで、本演習では、家族法をめぐる最近の注目すべき判例(最高裁の判決のみならず下級審判決も含む)やテ-マを取り上げ、受講者諸君とともに現代の家族をめぐって社会の中でどのような問題が起こり、これに対して家族法はどのような解決手段を提供しているのかをじっくり考えてみたいと思っている。また、主専攻法学演習では、毎年、韓国、台湾、中国などのアジアの諸国、アメリカなどの海外での研修旅行を実施しており、2017年9月にもアメリカ合衆国ロサンゼルスにおいて、カルフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)ロースクール、ロサンゼルス家庭裁判所サービス、弁護士事務所などを訪問し、アメリカでの裁判官や弁護士と面会するなど、司法制度・家族・法曹・家族法の改革動向等について深く学んできた。2018年は、韓国の 高麗大学法学専門大学院を訪問し、ソウル家庭法院、KIM&CHAMG法律事務所を訪れた。
今年も、ヨーロッパかオセアニア、アジアでは香港や台湾等への研修をみんなで楽しく検討している。

授業の到達目標 ・  本演習では、少人数の班ごとに分かれて、主要な採番例を素材に、主としてディベート形式で、争点に対する主張、反論、再反論を繰り返して、最後に、最終弁論をして、その 
  様子をジャッジ班が、主張・反論の適格性、根拠の提示、的確な反論がなされていたか、論理的整合性や主張・反論の妥当性、チームワークなど総合的に判断して勝敗を決し、
  もっともすぐれていた者を選び出す。事前のサブゼミでの準備、当日のデベートの状況、その後の振り返り等を通じて、学生ひとりひとりが主体的に問題を掘り起し、議論し、問題の所在や民法の条文、その適用や解釈をめぐる技術やスキルを磨くことになる。
事前・事後学習の内容   授業でのディベートを充実するためには、事前の周到な準備や予習がもとめられる。班ごとにサブゼミや事前打ち合わせを十分に行い、論点の整理や事案の確定、判例・学説の動向など丁寧に準備作業をしたかどうかが問われる。また、事後に、ディベートを振り返り、関連する法制度や問題についてもどのような影響が及ぶか、判決の射程距離など事案との関係でどこまで判決が類似事案を拘束するかなども検討される。
授業計画 [第 1回] ガイダンスと判例・テーマの選定等
[第 2回] 家族法の現代的課題と改正(講義)
[第 3回] 婚約・事実婚・同性婚・GID
[第 4回] 再婚禁止期間・離婚後300日問題ー戸籍のない子
[第 5回] 夫婦別姓選択制
[第 6回] 有責配偶者の離婚請求
[第 7回] 離婚と子の監護ー共同親権・監護の是非
[第 8回] 代理出産・死後懐胎子の法的地位
[第 9回] 離婚後の財産分与と住宅ローン・年金
[第10回] 成年後見における任意後見と法定後見
[第11回] 「相続させる」旨の遺言
[第12回] 遺産分割と特別受益・寄与分
[第13回] 共同相続人間の相続回復請求
[第14回] 相続における熟慮期間の起算点
[第15回] 遺留分
教科書  教科書としては、棚村政行『子どもと法』(日本加除出版)、棚村政行=高橋朋子=床谷文雄『民法7親族・相続(第5版)』(有斐閣)、別冊ジュリスト『民法判例百選Ⅲ』(有斐閣)、重要判例解説、主要民事判例解説等を使用する。
 
参考文献 最新判例の一覧表は初回に配布する。参考文献についても、その都度紹介する。
成績評価方法
割合 評価基準
平常点評価: 100% 本演習は、学生の主体でテーマ設定も運営も行うディベート方式であり、その準備や討論に全力を挙げて取り組む。
そのため授業への積極的かつ意欲的な参加と討論の内容で評価する。
備考・関連URL 【その他】
 演習である以上、学生の皆さんの主体的な参加と自主的運営をとくに期待している。女性差別撤廃条約、児童の権利条約、ニュ-ヨ-クの国連世界女性会議での共同宣言等、家族法の国際化の動きは目覚しく、毎年、海外研修を実施している。ちなみに、最近はアメリカ、韓国、中国、カンボジア、シンガポール、台湾、香港などで裁判所、弁護士事務所、大学を訪問し、著名な大学教授、裁判官、弁護士さん達のお話しを伺ってきた。ゼミ合宿、ゼミ論等についても、皆さんとよく話し合って決めたいと思うので、積極的・意欲的な学生の参加を望む。2016年9月にはハワイの州最高裁判所、州立大学マノア校ロースクール、弁護士事務所を訪問し、2017年9:月には、カルフォルニア州ロサンゼルスのUCLA、家庭裁判所サービス、スカイアー・ボグス法律事務所を訪問した。2018年は、韓国の 高麗大学法学専門大学院を訪問し、ソウル家庭法院、KIM&CHAMG法律事務所を訪れた。
【評価方法】
 とくに演習は参加者による報告・討論を中心とするので、平常における受講態度や積極的な参加の姿勢を重視する。学年末にはレポ-トを提出してもらい成績は出欠だけでなく、総合的に評価する。定期試験はとくに実施しない。

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