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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 教育学部
科目名
日本史I B

担当教員 大橋 幸泰
学期曜日時限 秋学期  金4時限
科目区分 教職用教科専門 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 16-711 キャンパス 早稲田
科目キー 1500008111 科目クラスコード 02
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード TCPX201L
大分野名称 教職科目
中分野名称 教職科目
小分野名称 教職科目
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 講義

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/01 16:07:34

副題 私たち(現代人)は何者なのか
授業概要 地理歴史専修以外の専門課程に在籍し、地理歴史科・社会科の教員免許を取得しようとする者を対象に前近代日本史を概説する。日本列島に生活した過去の人びとの営為を材料に、歴史を学ぶことの意味を考える。現代社会における様ざまな問題を解決するために政治や経済はどうあるべきか、といった議論はわかりやすい。だから、現代の諸問題を直接扱う学問は確かに実学として意味を持つ。しかし、実は現代だけを見ていても現代はわからない。なぜならば、現代しか知らない者は現代の常識や価値観に対して意識して疑問を持つことが少ないからである。現代社会における常識や価値観のどこにどんな問題があるのか、ということに気づかない限り、解決策を発見できないことが珍しくない。それに気づくためには、私たちが常識だと思い込んでいることの多くが、実は過去の人にとっては常識ではなかったことを知ることが必要である。過去の人びとはしばしば現代人とは違う常識や価値観を持っていたのであり、私たちの常識や価値観は歴史的産物であることを知って初めてそれらを相対化することができる。若い世代が求めようとする「自分探し」は、歴史を学んで初めて得られるものであることをこの講義から学んでほしい。つまるところ本講義は、私たち(現代人)は何者なのかを問い直そうとするものである。
授業の到達目標 過去の人びとの営みを知るというのはどういうことか。歴史ほど、繰り返し学ぶことの意味を問われる学問はほかにない。この講義を受講する者も、なぜ歴史を学ぶのかという問について、これまで多少なりとも考えたことがあるだろう。しかし、そのことの本当の意味を理解するには、歴史の知識を蓄積するだけでは不十分で、時間をかけて思索を深めることが必要である。学問として歴史に向き合う際の基本姿勢と、時系列にたどった日本の前近代史を、それぞれ学んだうえで、歴史を学ぶ意味について自分の言葉で説明できるようになることを本講義の目標としよう。
授業計画
1:
第1回
ガイダンス―なぜ歴史を学ぶのか
2:
第2回
日本史への向きあい方(1)―歴史的存在としての私たち
3:
第3回
日本史への向きあい方(2)―「日本史」という枠組み
4:
第4回
日本史への向きあい方(3)―通史・全体史と時代区分
5:
第5回
ヤマト王権の形成―原始から古代へ
6:
第6回
東アジアのなかの律令制―古代
7:
第7回
荘園公領制の成立―古代から中世へ
8:
第8回
武家権門と寺家権門―中世(1)
9:
第9回
南北朝の動乱から自力救済の世界へ―中世(2)
10:
第10回
戦国社会から惣無事へ―中世から近世へ
11:
第11回
幕藩体制の成立と近世社会―近世(1)
12:
第12回
民間社会の成長―近世(2)
13:
第13回
明治維新―近世から近代へ
14:
第14回
総括
15:
第15回
総復習(試験を含む)
教科書 特に指定しない。
参考文献 歴史教育者協議会編『日本社会の歴史』上・下(大月書店、2012年)
歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』(東京大学出版会、2015年)
歴史科学協議会編『知っておきたい歴史の新常識』(勉誠出版、2017年)
その他、適宜必要に応じて講義中に紹介する。
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 60% 日本史学の基本的な概念が理解できているかが試される。
レポート: 30% 学期末までに、講義に関する文献を論評するレポートを求める。
平常点評価: 10% 毎回、講義記録の提出を求める。
その他: レポートを提出した者が試験の受験資格を有する。
備考・関連URL 講義者(大橋)と受講者との緊張感を保つため、毎回、講義記録の提出を求める。
関連URL:http://www.f.waseda.jp/yohashi/

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