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シラバス詳細照会

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  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 教育学部
科目名
社会教育演習I-1 D

担当教員 小林 敦子
学期曜日時限 春学期  木2時限
科目区分 教育学科生涯教育学専修 配当年次 3年以上 単位数 2
使用教室 14-406(演習室) キャンパス 早稲田
科目キー 1501028526 科目クラスコード 04
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード EDUX402S
大分野名称 教育学
中分野名称 教育学
小分野名称 教育学
レベル 総仕上げ 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/01 16:07:34

副題 足で稼ぐゼミ
授業概要

 今年度のゼミでは「エンパワーメント」をキーワードとして進めます。自分たち若者がどのようにすればエンパワーできるのか、社会の中で自分たちの役割をみつけていく中で、いかに自己肯定感や自分に対する尊厳を取り戻すことができるのかを考えていきます。

 経済不況の下で日本においても経済格差が深刻となりつつあります。また勝ち組、負け組が流行語となる中で、子供・若者の貧困や多くの問題が引き起こされ、福祉と教育とが連携しながら問題解決を目指すことが、喫緊の課題となっています。さらに家庭教育の危機と云われる中で、母親の孤立も深刻化しています。それではこうした現状に対して、生涯学習はどのような役割を果たすことができるのでしょうか。


 本ゼミにおいては、少子高齢化時代の子ども・若者の貧困と対抗戦略」に焦点を当て検討していきたいと考えます。とりわけ今年度においては、家庭・家族の視点からアプローチしていきたいと考えます。

 具体的には第1に、日本の貧困問題について考察し、少子高齢化と子ども・若者の教育(子どもの貧困、若者と仕事、世代間格差、家庭内格差)について検討します。

 第2に、日本の家族、家庭教育の課題を、東アジア地域との比較検討から考察していきます。

 第3に、少子高齢化の中での地方に目を向け、地方(離島)の地域開発と教育という視点から検証します。

 第4に、社会的不平等と行政及びNPO/NGO による対抗戦略について考察していきます。子ども・若者のエンパワーメントのための中核施設の機能と運営について、諸外国の事例に学びながら、考察を深める予定です。


 本ゼミにおいては、参加者が実践的な能力を身につけることを視野にいれて授業を組み立てます。そのため、演習の基本的姿勢としては,第1に、「自分の足で稼ぐ」ことを重視します。図書館で集めた文献を読むだけでなく,自ら問いを立て、実際に現場に行ってフィールドワークやインタビューを行うことが期待されます。そのため、インタビューや参与観察といった質的調査の技法を獲得することも目標として設定します。そして,大学生の視点から政策提言をしていきたいと考えます。
 第2に、「話す・聴く・読む・書く」といった、これから生涯学び続ける力を獲得すること目標として掲げます。つまり積極的に討論に参加し,相手の意見もきちんと聴くこと,そして文献を読み,ゼミ論文を書くことが期待されます。そして、自分自身のパワーアップのため、コーチングの理論と実践を学ぶと共に、プレゼン力・傾聴力を身につけ、これからの人生を生きていく上での土台を築くことを目指します。

 第3に、春期においては、「先輩に聞く!」プロジェクトに取り組みます。早稲田の卒業生(ゼミ卒業生を含む)、あるいはこの機会に是非、お話を御伺いしたいと思っている人生の先輩、あるいはこれからその分野に進みたいと思っている仕事をされておられる方々にインタビューをする、という作業です。自分の人生のロールモデル探し、メンターとの出会い、将来的な進路選択を意図して、ここ数年、実施してきたゼミのプロジェクトです。

ゼミの雰囲気を見ながら,ディベート,あるいはゲームやロールプレイなどを行いながら問題を深く考えようとするワークショップにも挑戦したいと思います。

 ゼミでは、「世界を教室へ、教室を世界へ」をスローガンとします。そのため、テーマや必要に応じてコーチングやエンパワーメントのゲストをお招きしてワークショップを実施していきます。 またゼミで学習した成果を、ゼミ発表会(ゼミOBOGも参加)などの形で、発信していく予定です。

授業の到達目標 1、現代日本社会、現代家族が置かれている状況を理論研究を通じて理解する。

2、研究手法や基本的調査のスキルを身につける。

3、プレゼン能力を高め、ゼミ発表会を通じて、社会とつながり世界に情報を発信する。

4、自分自身をエンパワーメントしながら、自分の身近な所から社会をエンパワーメントする志を持つ。
授業計画 [第 1回] ガイダンス
[第 2回] 自己紹介プレゼン
[第 3回] 自己紹介プレゼン+ワークショップ
[第 4回] 自己分析ワークショップ
[第 5回] 文献講読(日本における少子高齢化)
[第 6回] 文献講読(子ども・若者の貧困)
[第 7回] 質的調査法実習
[第 8回] 質的調査法実習
[第 9回] 文献講読(世代間格差と世代間交流)
[第10回] 文献講読(若者と仕事)
[第11回] 文献講読(貧困と対抗戦略)
[第12回] 文献講読(NPO・NGOと教育)
[第13回] ゲスト・スピーカー
[第14回] 質的調査結果発表(先輩に聞く!)
[第15回] 前期まとめ

教科書 適宜紹介していきます。
参考文献 『子どもの心のコーチング』『コーチングの技術』『マルチ能力が育む子どもの生きる力』
『まねが育む人の心』
『ライフストーリー分析』『質的調査法入門』
『子どもの貧困』
『子どもの参画』
『老いていくアジア』『世代間格差』『弱者の居場所がない社会―貧困・格差と社会的包摂』
『絶望の国の幸福な若者たち』
『孫は祖父より1億円損をする』『少子社会日本』『「家族」難民』
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 0% 試験は実施しません
レポート: 30% 先輩に聞く!インタビューレポート、文献まとめレポート
平常点評価: 60% プレゼン(自己紹介、文献発表、先輩に聞く!など)
コメント 人のプレゼンにきちんと耳を傾けコメントすることも、重要な評価のポイントとなります。
その他: 10% ゼミ運営への協力
備考・関連URL
1、ゼミ合宿を行います(オリエンテーション合宿5月5日~6日の予定)。

2、秋期開始前後に合宿を計画しています。具体的な日程については、ゼミにおいて相談の上、決めます。

3、秋期に、ゼミ発表会の開催を計画しています。そのため、授業時間以外に、打ち合わせがあります。ただし、実施に関しては、ゼミ生の意見を尊重しながら、決めていきます。

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