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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 教育学部
科目名
近代文学演習I A

担当教員 五味渕 典嗣
学期曜日時限 通年  火2時限
科目区分 国語国文学科B群 配当年次 2年以上 単位数 4
使用教室 16-709(演習室) キャンパス 早稲田
科目キー 1502005120 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LITJ261S
大分野名称 文学
中分野名称 日本文学
小分野名称 日本近現代文学
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/01 16:07:34

副題 近代の短篇小説を読む
授業概要
 すぐれた文学テクストは、ふつうそう考えられている以上に複雑かつ緻密に組み立てられています。一つ一つの言葉は、さまざまな歴史的・社会的・文化的な記憶とかかわりながら用いられており、たった一つの言葉や表記の選択が、テクストの物語世界に著しく影響してしまうことも少なくありません。この授業は、そんな文学テクストの言葉たちと親しく対話するための実践的な訓練を意図して行われます。
 授業は受講者の発表と、クラス全体による討議を中心に展開します。それぞれの作品について担当するグループを決定し、2回にわたってテクストに対する調査と検討の成果を報告してもらいます。関連するテクストについて調査を求める場合もあります。 
授業の到達目標  演習形式での精読の実践を通じて、文学テクストを分析・読解する技術を身につけるとともに、日本語による表現の歴史や、その可能性・問題点について理解を深めることを目指します。
事前・事後学習の内容  「演習」というタイプの授業では、授業時間はもちろんのこと、それ以外の時間に、どのような調査をし、どれほどの努力をしたのかが問われます。それぞれの履修者が、積極的かつ主体的に調査・研究を進めていくことが大前提となります。また、報告にかんするディスカッションを活性化させるために、授業時には、予習として各時間の報告対象となるテクストを読了したうえで参加することを求めます。
 また、授業時には、対象テクストの理解を深めるための参考文献を適宜紹介していきます。授業内容の復習をふくめ、積極的に挑戦してください。
 
授業計画
1:
第1回
総合オリエンテーション(演習でのねらい、担当グループ編成、対象テクストの説明)
2:
第2回
方法(1)――「精読」のための基礎
3:
第3回
方法(2)――「先行研究」とは何か
4:
第4回
方法(3)――データ・資料の収集と分析
5:
第5回
報告と討議(1)――泉鏡花『夜行巡査』:基礎篇
6:
第6回
報告と討議(2)――泉鏡花『夜行巡査』:発展篇
7:
第7回
報告と討議(3)――樋口一葉『十三夜』:基礎篇
8:
第8回
報告と討議(4)――樋口一葉『十三夜』:発展篇
9:
第9回
報告と討議(5)――田山花袋『一兵卒』:基礎篇
10:
第10回
報告と討議(6)――田山花袋『一兵卒』:発展篇
11:
第11回
報告と討議(7)――志賀直哉『剃刀』:基礎篇
12:
第12回
報告と討議(8)――志賀直哉『剃刀』:発展篇
13:
第13回
報告と討議(9)――田村俊子『女作者』:基礎篇
14:
第14回
報告と討議(10)――田村俊子『女作者』:発展篇
15:
第15回
前期授業のまとめ、後期オリエンテーション(演習でのねらい、担当グループ編成、対象テクストの説明)
16:
第16回
方法(4)――ジェンダーとセクシュアリティ
17:
第17回
方法(5)――文化研究とポストコロニアル批評
18:
第18回
報告と討議(11)――森鷗外『高瀬舟』:基礎篇
19:
第19回
報告と討議(12)――森鷗外『高瀬舟』:発展篇
20:
第20回
報告と討議(13)――黒島伝治『渦巻ける烏の群れ』:基礎篇
21:
第21回
報告と討議(14)――黒島伝治『渦巻ける烏の群れ』:発展篇
22:
第22回
報告と討議(15)――堀辰雄『水族館』:基礎篇
23:
第23回
報告と討議(16)――堀辰雄『水族館』:発展篇
24:
第24回
報告と討議(17)――金史良『天馬』:基礎篇
25:
第25回
報告と討議(18)――金史良『天馬』:発展篇
26:
第26回
報告と討議(19)――安岡章太郎『ガラスの靴』:基礎篇
27:
第27回
報告と討議(20)――安岡章太郎『ガラスの靴』:発展篇
28:
第28回
報告と討議(21)――林京子『空き缶』:基礎篇
29:
第29回
報告と討議(22)――林京子『空き缶』:発展篇
30:
第30回
1年間の授業のまとめ
教科書 詳細は第1回目の授業時に指示します。
参考文献 授業全体にかかわるものとして、以下のものを掲げておきます。詳細は適宜授業内で指示します。
* 土田知則・青柳悦子・伊藤直哉『現代文学理論 テクスト・読み・世界』(新曜社、1996年)
* ジョナサン・カラー(荒木映子、富山太佳夫訳)『1冊でわかる 文学理論』(岩波書店、2003年)
* 橋本陽介『ナラトロジー入門 プロップからジュネットまでの物語論』(水声社、2014年)  
成績評価方法
割合 評価基準
レポート: 50% 前期末・後期末に、授業内容を踏まえた課題レポートを課します。
平常点評価: 50% グループ発表での調査・報告の内容、授業内での小テストの結果、質疑応答への参加状況等を総合的に判断します。
備考・関連URL  授業にかんする質問はメール等で適宜受け付けます。また、上記のスケジュールは、履修者数によって変更する場合があります。

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