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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 教育学部
科目名
演習I(社会学) B

担当教員 北澤 裕
学期曜日時限 通年  水3時限
科目区分 社会科社会科学専修 配当年次 3年以上 単位数 4
使用教室 16-710(演習室) キャンパス 早稲田
科目キー 1504024611 科目クラスコード 02
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード SOCX367S
大分野名称 社会学
中分野名称 社会学
小分野名称 文化・宗教・社会意識
レベル 上級レベル 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/01 16:07:34

副題 文化の諸相と社会1:各自の課題の展開
授業概要  基礎演習Kでの研究内容を踏まえ、さらにこれを展開し考えを深めてゆく。この場合、「文化」といった概念を幅広く捉えてゆく。基礎演習Kで挙げた文化の他に「おたく文化」や現在流行の「鉄道文化」など、また儀式、祭りといった「伝統文化」や「地域文化」など、あるいは、明確に文化と名付けられているもの以外にも、美学や芸能や文学(小説・携帯小説等)はもちろんのこと、建造景観、ゲーム(TVゲーム等)を含めた遊び、さらには、さまざまなエンターテイメント、テーマ・パークもまた文化である。この中で、たとえば、小説は想像の共同体といった「社会」を構成するように、これら文化はさまざまな人間関係や社会関係を作り上げることになる。さらに、象徴、神話、イメージも文化の重要な要素であって、われわれ人間と社会を一定の形にと作り上げてゆく役割を果たしている。また、文化と社会は重なり合っており、両者を明確に区別できない場合もあるが、この二つは双方向性をもっているので、いろいろな社会的現象や相互行為から、逆にこれらを成り立たせ規定している深層文化を明らかにし捉えてゆくこともできる。以上は、ほんの一例であり、「文化」と「社会」の間の関係は多岐にわたり、各受講者は、自らの関心や経験に応じた課題を自分なりに設定し、社会はどのように組み立てられているのか、人はどのように行為し、また自分を作り上げてゆくのかを読み解き、議論し、考えをめぐらし、書いてみる。
授業の到達目標  各自が定めた課題の解明に到達することは「演習」の目標のひとつに過ぎない。辞書によれば、演習あるいはゼミとは「大学で、少人数の学生が教師の指導のもとで特定のテーマを研究し、それについての発表・討論を行う形式の授業」(明鏡国語事典)、もしくは「大学の教育方法の一。教員の指導のもとに少人数の学生が集まって特定の分野・テーマについて文献購読や発表・討論などを行うのも」(広辞苑)とある。演習は、学生が主体となって「研究」・「発表」・「討議」を行うのだという点に注意。これが目標である。
事前・事後学習の内容  自己の課題の研究は報告者各自が前もって十分に下調べをおこない理解し、報告を聴取している他の学生に明確な説明ができなければ成り立たない。報告に先立って文献や資料を読み解き、的確なレジュメを作成しプレゼンテーションを行う。さらに、課題の報告の後では、これを拡張・展開し次の報告で何をすべきかを考え、資料と文献を収集し思考を高めてゆく。
授業計画 以下は、あくまで一つの事例であり、報告、発表の内容や順番は、各年度の受講生の関心、興味により変わる。

春学期
[第 1回]「パフォーマンス」の検討
[第 2回] 発表・報告A(サーカス)
[第 3回] 発表・報告B(儀礼・祭り・遊び)
[第 4回] 発表・報告C(テーマ・パーク)
[第 5回] 発表・報告D(日常の自己呈示)
[第 6回]「消費」の検討
[第 7回] 発表・報告A(ウインドウ・ディスプレイ)
[第 8回] 発表・報告B(ファッションと身体)
[第 9回] 発表・報告C(商品美学・デザイン)
[第10回]発表・報告D(アイデンティティの構築)
[第11回]「電子的インターフェイス」の検討
[第11回]発表・報告A(SNS、ブログと日記)
[第12回]発表・報告B(ヴァーチャル・リアリティ)
[第13回]発表・報告C(ニコニコ動画、YouTubeと人間)
[第14回]発表・報告D(TVゲームとホモ・ルーデンス)
[第15回]前期のまとめ

<夏期休業中の合宿:報告の補完>

秋学期
[第16回]「イメージ」と視覚の検討
[第17回]発表・報告A(旅、旅行、ツーリズム)
[第18回]発表・報告B(風景、景観、自然)
[第19回]発表・報告C(遺産と伝統)
[第20回]発表・報告D(記憶・物語と自己)
[第21回]発表・報告E(表象、コピーとアウラ)
[第22回]「表象文化」および「視覚装置」の検討
[第23回]発表・報告A(絵画、ポスター)
[第24回]発表・報告B(写真、映画、TV、鏡)
[第25回]発表・報告C(コマーシャル、広告)
[第26回]発表・報告D(顔貌、表情)
[第27回]発表・報告E(象徴、神話)
[第28回]年間のまとめ
[第29回]ゼミ論文集の企画
[第30回]ゼミ論文集の編集 

教科書 用いない。
参考文献 以下の文献を挙げておくが、各自の関心に応じた文献を渉猟し使用すること。

クズネツォフ『サーカス』ありな書房、チクセントミハイ『フロー体験』世界思想社、ゴフ『中世の身体』藤原書店、北澤裕『視覚とヴァーチャルな世界』世界思想社、フリードバーグ『ウインドウ・ショッピング』松柏社、アプレントン『風景の体験』法政大学出版局、山下晋司『観光文化学』新曜社、岡田温司『芸術と生政治』平凡社、ダマーシオ『感じる脳』ダイヤモンド社、ドゥボール『スペクタクルの社会』平凡社、バルト『現代社会の神話』みすず書房、ジョシュア・メイロウィッツ『場所感の喪失 上』など。
成績評価方法
割合 評価基準
レポート: 50% 前・後期のレポートとゼミ論文の内容を評価する。
平常点評価: 50% 出席、報告の準備状況とレジュメの内容、発言と意見を総合的に判断する。
備考・関連URL 1)夏期休暇中に報告を補うために親睦を兼ね合宿を行う予定。
2)「社会学研究I・II」を受講していることが望ましい。
3)学年末に一年間の成果として「ゼミ論文集」を刊行する。

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