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Course Information

Year 2019  School School of Culture, Media and Society
Course Title
History of Japanese Literature 5 (Modern Literature)

2-2_【文学・文構_合併】

Instructor MUNAKATA, Kazushige
Term/Day/Period spring semester  Thur.4
Category Lectures Eligible Year 2nd year and above Credits 2
Classroom 34-452 Campus Toyama
Course Key 2321660035 Course Class Code 01
Main Language Japanese
  Course Code LITJ261L
First Academic disciplines Literature
Second Academic disciplines Japanese Literature
Third Academic disciplines Japanese Modern and Contemporary Literature
Level Intermediate, developmental and applicative Types of lesson Lecture

Syllabus Information

Latest Update:2019/03/05 16:54:16

Subtitle 原稿・原典で読む明治・大正文学史
Course Outline  中村真一郎は著書『近代文学への疑問』のなかで、「わが国の近代文学とは、一体、いかなるものか。第一にそれはわが国の文学史のなかで、王朝や中世や江戸期に対して、もうひとつの別の時代を画すだけの、独立した完結性と独自性とを持っているか。第二にそれは、西欧諸国の近代文学とどのような共通性と異質性とを持っているか。つまり、どれだけ「日本文学」であり、同時に、「近代文学」であるのか」と問うている。この問いは、日本の近代文学、とくに明治・大正期の文学をたどろうとしている私たちにとっても、最も大きな関心事であるといわなければならない。果たして漱石や鴎外は、紫式部や西鶴とは異なるどのような仕事をしたのだろうか。そして彼ら近代の小説家・文学者は、日本の近代社会にどのような独特の表現を与えることになったのだろうか。――そのような問題意識をもちながら、19世紀後半から20世紀初頭にいたる明治・大正文学の試みと達成の諸相に目を向けていきたい。とくにこの授業では、同時代の読者が手にした新聞・雑誌・単行本などの本文、また活字になる前の作家の原稿などにも目を向け、言葉や表現がどのようにして生みだされてきたのかを考えたい。なお、下記の授業計画は、学習効果を考慮して適宜変更されることがある。
Objectives  文学史の目標は、作家や作品の名前を覚えたり、作品の発表年や概要を覚えたりすることにはない。そうではなくて、一人の作家のなかから言葉がいかに紡ぎだされてくるか、それはどのような言葉としてあらわれてくるのか、それが同時代においてどのような意味をもっていたのかを、どれだけ生き生きと感得できるか、ということではないだろうか。とりわけ明治・大正期の文学は、「近代文学」とはいっても、現代からみると非常に遠くて「古い」時代の文学に思われるけれども、実際には人間の生き方と言葉が大きく変貌して、「若い」表現者による「新しい」言葉が次々と生まれてきた。その一人である島崎藤村は、「新しき言葉はすなはち新しき生涯なり」と語っているが、彼らにとっては、言葉を新しくすることが、その生き方を新しくすることにほかならなかった。そうした明治・大正期の文学をより親しいものとして受容するだけでなく、言葉で表現することの意味を、作家の原稿なども材料にして考えることができれば、それに過ぎる達成はない。
before/after course of study  事前学習としては、次回にとありげる作品をあらかじめ読んで、自分の意見や疑問点などをまとめておくこと。
 事後学習としては、授業の内容や紹介された参考文献を踏まえて、関心のある作品についてさらに深く掘り下げ、考察していくこと。
Course Schedule
1:
第1回/オリエンテーション(本講義の目的と概要)
啓蒙の時代・福沢諭吉を中心に
2:
第2回/洋装する文学
戯作・翻訳小説を中心に
3:
第3回/小説を芸術に
坪内逍遥を中心に
4:
第4回/言文一致をめぐって
二葉亭四迷・森鴎外を中心に
5:
第5回/恋愛と女性の表象
北村透谷・樋口一葉を中心に
6:
第6回/詩歌の革新
島崎藤村・与謝野晶子を中心に
7:
第7回/日清・日露戦争と文学
尾崎紅葉・徳富蘆花を中心に
8:
第8回/自然主義の時代
島崎藤村・田山花袋を中心に
9:
第9回/夏目漱石に即して(1)
漱石の登場と初期の作品を中心に
10:
第10回/夏目漱石に即して(2)
漱石の中期・後期の作品を中心に
11:
第11回/明治の終焉と新しい世代
武者小路実篤・志賀直哉を中心に
12:
第12回/大正文学の展開(1)
谷崎潤一郎を中心に
13:
第13回/大正文学の展開(2)
芥川龍之介を中心に
14:
第14回/大正から昭和へ
横光利一・小林多喜二を中心に
15:
第15回/まとめ
明治・大正文学の概括
Textbooks  とくに使用せず、毎時間プリントを配布する予定。
Reference  授業中に、そのつど紹介する。
Evaluation
Rate Evaluation Criteria
Exam: 0%  
Papers: 70%  授業中にそのつど課題を提示し、そのなかからいくつか選択して学期末にレポートとして提出する。具体的には最初の授業で説明する。
Class Participation: 30%  毎時間の出席、ならびに授業への積極的な参加やレビューシートへの記入などを、平常点として評価する。
Others: 0%  

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