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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 文化構想学部
科目名
多元文化論系演習(仏教文化交流)

担当教員 吉原 浩人
学期曜日時限 春学期  火6時限
科目区分 専門演習(多元) 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 32-225 キャンパス 戸山
科目キー 2331511015 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード PHLE261S
大分野名称 哲学
中分野名称 東洋哲学
小分野名称 日本仏教/中国仏教
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/05 16:52:50

副題 『今昔物語集』震旦部を読む
授業概要  【注意】
 本演習は、一人一回の発表を義務づけており、発表日程は4月に決定する。しかし、発表の直前になって就職活動などのため、日程変更を申し出る学生がいる。二週間以上前ならば対応できるが、直前の申し出には対応できないので、そのような可能性のある学生は、登録を遠慮していただきたい。
 【校外学習】
 本演習は「文化交流創成コーディネーター資格」認定制度2019の選択科目として指定されている。そこで、仏教文化交流を仏像や絵画などの文物を鑑賞することによって体感してもらうため、東京国立博物館などにおいて二回程度の、校外学習を実施する。時期は未定であるが、座学の演習に振り替える形で、金曜日の夜など、多くの学生が参加できる時間帯に設定する。指定日時に授業などで参加できない学生は、各自の都合のよい時間に参観し、後日小レポートを提出してもらう。早稲田大学学生は、「東京国立博物館キャンパスメンバーズ」となっているので、特別展以外は無料のため、学生証を忘れないこと。
 【内容】
 本演習では、大陸と日本の仏教文化交流についての、さまざまな事象を取りあげる。本年度は、仏教あるいはインドの文化が、どのように日本に受容されたかを探るため、『今昔物語集』天竺部(巻一~五)のうちの何話かを、担当を決めて輪読していく。
 日本最大の説話集『今昔物語集』は全三十一巻からなり、天竺・震旦・本朝の三部構成からなり、エピソードで綴る世界仏教史といった趣きを持つ。そのうち震旦部は、中国仏教史ばかりでなく、孝子譚や老荘思想、あるいは秦の始皇帝・漢の武帝・唐の玄宗皇帝などの著名な人物も多く登場する。本集を一話一話精読することによって、平安後期の中国仏教ならびに中国思想・中国史理解の実態に迫っていきたい。
 最初に、『今昔物語集』の基礎知識について概説し、調査・発表の方法についても指示する。その後、いくつかの話を提示した上で、担当希望箇所を決める。毎回の学生諸君による発表と、全員参加の質疑・討論により授業を進めていくため、積極的に授業に参加することが必要になる。
 なお、オンデマンド授業において、辞書の使い方、参考文献検索の方法などについて講義する。
授業の到達目標  『今昔物語集』震旦部の精読によって、仏教史の基礎知識を身につけ、平安時代における大陸と日本の文化交流の具体相を知ることができる。また、東京国立博物館の所蔵品などを通して、中国・日本の文物を参観し、その背景について学習する。
事前・事後学習の内容  受講者は、1回以上の発表が義務づけられている。この準備には、最低でも2週間以上、図書館やネット上のデータベースなどを利用した準備が必要である。発表においては、他の受講生とともに質疑応答を行い、その優れた点・至らない点を指摘する。発表後は、それを生かし、レポート執筆のために、さらになる調査を継続する必要がある。
 また校外学習においては、それぞれ事後の小レポートを課す。
授業計画  第1回:オリエンテーション/『今昔物語集』の基礎知識
 第2回:『今昔物語集』震旦部を読む・吉原発表/担当箇所希望調査
 第3回:『今昔物語集』震旦部第1回発表
 第4回:『今昔物語集』震旦部第2回発表
 第5回:『今昔物語集』震旦部第3回発表
 第6回:『今昔物語集』震旦部第4回発表
 第7回:校外学習1(予定)
 第8回:『今昔物語集』震旦部第5回発表
 第9回:『今昔物語集』震旦部第6回発表
 第10回:『今昔物語集』震旦部第7回発表
 第11回:『今昔物語集』震旦部第8回発表
 第12回:校外学習2(予定)
 第13回:『今昔物語集』震旦部第9回発表
 第14回:『今昔物語集』震旦部第10回発表
 第15回:辞書の使い方・資料の調べ方(オンデマンド授業)
教科書  新日本古典文学大系34『今昔物語集』二(岩波書店)。
 発表者は自分自身で資料を作成して配布する。
参考文献  小峯和明編『今昔物語集を学ぶ人のために』(世界思想社)。
 小峯和明編『今昔物語集を読む』(吉川弘文館)。
 詳細な参考文献一覧を、随時配付する。
成績評価方法  レポート60%:校外学習小レポート2回、発表についてのレポート1回。小レポートを期限までに提出しない場合は、以後の出席資格がなくなる。
 平常点評価40%:発表内容を重視するが、質問を積極的に行い、授業に参加する態度も採点に加味する。当然のことであるが、三分の二以上の出席が、単位授与の必要条件となる。
備考・関連URL  原典を提示して読解するので、高等学校卒業程度の古文・漢文の基礎知識が必要である。例年、発表の義務を果たさず、他の学生に迷惑をかける学生が多い。勉学に対する意欲ある学生のみ、登録してほしい。
 なお、本演習は「文化交流創成コーディネーター資格」認定制度2019の選択科目として指定されている。

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