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シラバス詳細照会

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  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2018年度 開講箇所 文化構想学部
科目名
複合文化論系演習(比較言語学研究)

担当教員 森田 彰
学期曜日時限 春学期  木4時限
科目区分 専門演習(複合) 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 33-433 キャンパス 戸山
科目キー 2331522006 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LNGH281S
大分野名称 言語学
中分野名称 歴史言語学
小分野名称 その他
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2018/03/01 16:55:23

副題 言語を比較するとは、どういうことか。
授業概要  碩学高津春繁は、『比較言語学入門』で「およそいかなる科学といえどもそれが実証的・帰納的であるかぎり、比較方法を使用せずには成立しえない。」と言っています。その比較方法が言語の探求にどう用いられてきたか、また用いるのかを学びながら、曰く全ての学問に通ずる比較の方法論を学びます。
 言語を比較することには、勿論いくつかの目的、対象、方法があります。しかし、これとは別に、「比較文法」と言い、同系統の複数の言語を比較し、その言語間の関係を探ったり、それらの共通の祖先(祖語)や元の形を想定しようとする学問分野が、伝統的に比較言語学とほぼ同義で用いられて来ました。が、本演習では、言語における「比較」の原点であった比較文法の概要を理解した上で、さらに広義に言語の比較についても考えていきます。
 つまり、比較と対照の違いから始まって、言語を比較する上で重要な視点や、考え方、条件を整理した上で得た比較の方法論を使い、自ら選んだテーマにしたがって言語間の比較研究を行いながら、比較手法とはどんな事かを理解してもらいます。
 秋学期の「対照言語学」とは、似た分野ではありますが、視点は相当に違います。その混同がないよう指導しますが、受講者諸君が意識を持つことも必要です。
 後半の発表は、受講者の数によって、グループあるいは、個人で行ってもらいます。
授業の到達目標  全ての科学に通ずる比較の方法論を言語を例にして学ぶ。
 似ていないものが似ていることを知る。
 一次資料、二次資料の収集と扱い方(引用)、その区別ができる。
事前・事後学習の内容  教科書は、入門とあっても、専門書です。必ず準備をして演習に臨むこと。ただし、準備段階ですべてを理解することは、ナンセンスであり、必要はない。演習の中でそれが解決できるよう、質問も積極的にすること。また、1週間の課題等は、Course N@vi に掲載されます。
授業計画
1:
第1回
言語を比較するとはどういうことか。
2:
第2回
比較文法の扱う分野とインド・ヨーロッパ語族について
3:
第3回
英語を含むグループ、ゲルマン語派について
4:
第4回
比較文法の成果
5:
第5回
言語を比較する視点とその方法
6:
第6回
一次資料と二次資料について
7:
第7回
比較の次元と範囲について
8:
第8回
以後、受講者の発表にあてますが、回数等は、受講者の人数によって、決定します。
9:
第9回
学生による発表と討議
10:
第10回
学生による発表と討議
11:
第11回
学生による発表と討議
12:
第12回
学生による発表と討議
13:
第13回
学生による発表と討議
14:
第14回
学生による発表と討議(予備日の可能性あり)
15:
第15回
まとめと発表の講評
教科書  高津 春繁 『比較言語学入門』 岩波文庫(生協にも連絡はしますが、品切れの可能性
 もあるので、各自書店、古書店等で、できるだけ入手してください)
参考文献  服部 四郎 『日本語の系統』岩波文庫.
 風間喜代三 (1978) 『言語学の誕生』岩波新書.
 Herbert Schendl (2001) Historical Linguistics, Oxford University Press.
 A. メイエ (1925)『史的言語学における比較の方法』泉井久之助訳、みずず書房.
 Theodora Bynon (1977) Historical Linguistics.
 他、教場で示します。
成績評価方法  一応、理解度を測るテストを20%程度、発表を60%程度、演習への貢献(所謂平常点)を20%程度と考え、総合的に評価します。が、受講者の人数により、テストの比重を高めたり、発表の比重を高めたりすることがあります。また、発表とレポートによる評価にする場合もあります。人数が多くなれば、別にテストを行う可能性もあります。受講者数によって登録者確定後に正式に決定します。
備考・関連URL  比較文法の何たるかを、特に印欧(インド・ヨーロッパ)語比較文法を本当の意味で知るには、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語などの印欧諸語の複数に関する深い知識、さらに言えば、ラテン語、古典ギリシャ語、サンスクリット語の知識が必要です。しかしながら、言語間の比較は、比較文法の範囲に留まるものではありません。それを理解し、中途半端に言語を比べてみる、と言うことではなくしっかりとした方法論と資料の収集と活用を身につけてください。学生の発表に関しては受け身にならず、積極的に討議に参加してください。演習は、受講者の参加度も重要な評価の基準になります。欠席は極力しないように。

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