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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2018年度 開講箇所 文化構想学部
科目名
複合文化論系演習(言語と文化)

担当教員 酒井 智宏
学期曜日時限 春学期  木2時限
科目区分 専門演習(複合) 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 32-322-1 キャンパス 戸山
科目キー 2331522009 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード CMFM281S
大分野名称 複合領域
中分野名称 人間(心理学/哲学/身体論/健康/セラピー)
小分野名称 その他
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2018/03/01 16:55:23

授業概要  「言語を学ぶとはすなわち文化を学ぶことである。」これまでみなさんは何度となくこのような話を聞いたことがあると思います。しかし、これらの主張は、雰囲気としてはなんとなく分かるような気もしますが、「いったいどういうことなのか具体的に説明してください」と言われると困ってしまうのではないでしょうか。この講義では、こうした主張の起源と発展をたどり、その妥当性を検討することを通じて、その正しい解釈について考察します。
授業の到達目標  1.「言語の違いにかかわらず、人間がもつ概念は普遍的である」とする普遍主義の考え方を理解する。
 2.「言語が異なれば概念 (さらには世界観) も異なる」とする相対主義の考え方を理解する。
 3. 極端な普遍主義・極端な相対主義に陥ることなく、言語と概念、言語と文化の関係を正しく捉えられるようになる。
事前・事後学習の内容  1. テキストの指定範囲を読み、疑問点を明確にする。
 2. レビューシートを提出する。
 3. 他の受講者のレビューシートに目を通す。
授業計画
1:
第1回
オリエンテーション(本講義の目的と概要)
2:
第2回
おしゃべり: ヒトのあるところ、必ず複雑な文法あり
3:
第3回
思考の言葉: 心的言語
4:
第4回
言語の仕組み: 生得のスーパールール
5:
第5回
言葉、言葉、言葉
6:
第6回
サウンド・オブ・サイレンス
7:
第7回
トーキングヘッズ: 文を理解する心的プログラム
8:
第8回
バベルの塔: 言語の系図
9:
第9回
しゃべりながら生まれた赤ちゃん、天国を語る: 母語を習得するプロセス
10:
第10回
言語器官と文法遺伝子: 脳のなかにさぐる
11:
第11回
ビッグバン: 言語本能の進化
12:
第12回
言語指南役たち: 規範的ルールの誤り
13:
第13回
心の構図
14:
第14回
追加文献の読解(1)
15:
第15回
追加文献の読解(2)
教科書  以下のテキストの日本語版を読みます。上巻と下巻の両方を読むので注意してください。

 Steven Pinker (1994) The Language Instinct: How the Mind Creates Language, William Morrow & Co. 椋田直子 (訳)『言語を生み出す本能(上)(下)』NHK 出版, 1995年.
参考文献  Guy Deutscher (2010) Through the language glass: Why the world looks different in other languages, Picador. 椋田直子 (訳)『言語が違えば世界も違って見えるわけ』インターシフト,2012年. (授業では主として日本語版を用いる予定です。)
 今井 むつみ (2010)『ことばと思考』岩波新書.
 井上 京子 (1998)『もし「右」や「左」がなかったら―言語人類学への招待―』大修館書店.
 増田 貴彦 (2010)『ボスだけを見る欧米人 みんなの顔まで見る日本人』講談社プラスα新書.
 B. L. Whorf (1956) Language, Thought, Reality: Selected Writings of Benjamin Lee Whorf, J. B. Carroll (ed.), MIT Press. 池上嘉彦 (訳) (1993)『言語・思考・現実』講談社学術文庫.
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 0%  
レポート: 40%  学期末のレポートを評価対象とします。
平常点評価: 60%  教科書の各章の内容についてのグループ発表、グループワークへの参加、討論への参加の度合いを評価の対象とします。
その他: 0%  
備考・関連URL  秋学期開講「認知言語学入門」「ヨーロッパのことばと文化」などをあわせて履修すると、いっそう理解が深まるでしょう。
 関連URL: http://www.tomohirosakai.com/

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