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シラバス詳細照会

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  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2018年度 開講箇所 文化構想学部
科目名
複合文化論系演習(文化人類学学説史)

担当教員 小田島 理絵
学期曜日時限 春学期  土3時限
科目区分 専門演習(複合) 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 32-321-1 キャンパス 戸山
科目キー 2331523004 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード ANTC201S
大分野名称 人類学
中分野名称 文化人類学
小分野名称 概論
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2018/03/01 16:55:23

授業概要  大航海時代以降、世界の拡大を背景として高じた異文化への関心は、19世紀における文化人類学(および社会人類学)の誕生の原動力となりました。以来、文化人類学者は、世界の様々な地を訪問し、各文化に備わる仕組みと論理の解明、文化的知識の蓄積、翻訳、理解を試みながら、文化の多様性を検証してきました。現代、様々な批評や自己省察を経て、文化人類学は、自己と他者を考察に包摂しながら文化事象を研究する人文社会科学の一分野として再輪郭化を図っています。

 本演習では、文化人類学的知見が築かれた道程を辿りながら、世界の文化に関わる知識がどのようなフィルターを通して見つめられ、翻訳され、理解されてきたかを学んでいきます。また、教場では実際に、受講生自らが、文化を書く実践を行います。その作業を通して、文化人類学学説と文化研究への接近を試みると同時に、文化を表すことの意義や難しさも学んでいきます。
授業の到達目標  (1)文化人類学の基礎的視座と知見の理解
 (2)文化研究の初歩的実践
事前・事後学習の内容  授業は、(1)講義、(2)講義に関連する文献の要約発表、(3)小グループによるディスカッション、の三段階の流れで進みます。そのため、(1)講義内容の把握、(2)文献要約、(3)意見交換、という異なる能力がそれぞれの回で求められます。毎回、何が期待されているのかを事前に心に留め、授業に臨むことが必要となります。また、学期中間には、課題として、民族誌を書くことが求められます。
授業計画
1:
第1回 オリエンテーション
本演習の概要と目的、進行の方法について確認します。
2:
第2回 講義 文化人類学とは
文化人類学概論を行います。
3:
第3回 講義 世界の拡大と人類学の誕生
人類学誕生を歴史的社会的背景から考察します。
4:
第4回 発表 世界の拡大と人類学の誕生
受講生が文献を講読し、要約を発表します。
5:
第5回 議論 黎明期の人類学研究視座
教場で提示される課題に関して、受講生が小グループでディスカッションをします。
6:
第6回 講義 機能構造主義と歴史特殊主義
マリノフスキー、ラドクリフ=ブラウン、エヴァンズ=プリチャードなどのイギリス社会人類学学説およびボアズを中心に確立されていくアメリカ文化人類学学説を中心に講義をします。
7:
第7回 発表 機能構造主義と歴史特殊主義
機能構造主義および歴史特殊主義の基礎文献を受講生が講読し、要約を発表します。
8:
第8回 議論 方法論と客観性にまつわる様々な意見
教場で提示される課題に関して、受講生が小グループでディスカッションをします。
9:
第9回 講義 「人格」と「国民性」
ミード、ベネディクト等の学説を中心に、アメリカで文化人類学が定着し、活用されていく過程について講義をします。
10:
第10回 発表 「人格」と「国民性」
ミード、ベネディクト等の文献を受講生が講読し、内容を要約して発表します。
11:
第11回 議論 インフォーマントとしての日本人
『菊と刀』を題材に、受講生が小グループで、日本研究における日本人に関して、現代の日本人の視点から議論していきます。
12:
第12回 講義 解釈人類学とポストモダン人類学
ギアツによる解釈学的転回および民族誌的営為の批評へと転回を遂げた経緯について講義をしていきます。
13:
第13回 発表 解釈人類学とポストモダン人類学
関連の文献を受講生が講読し、要約を発表します。
14:
第14回 課題 民族誌を書く
受講生は、教場で自ら作成した民族誌を持ち寄り、相互に批評していきます。
15:
第15回 まとめ
本演習の総まとめの講義です。
教科書  講読する文献を授業中に指示。
参考文献  適宜、授業中に指示。
成績評価方法  授業への積極的参加を50%、中間課題と最終レポートを50%の割合で評価の対象とします。中間課題と最終レポートは、講義、講読文献、グループでの議論の内容を基に仕上げることになりますので、授業の予習や復習が必須となります。

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