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Course Information

Year 2019  School School of Culture, Media and Society
Course Title
Logic and Ethics of Social Welfare (CHS Advanced Seminar)

Instructor ATSUTA, Keiko
Term/Day/Period fall semester  Wed.3
Category Advanced Seminars (CHS) Eligible Year 2nd year and above Credits 2
Classroom   Campus Toyama
Course Key 2331554002 Course Class Code 01
Main Language Japanese
  Course Code CMFM241S
First Academic disciplines Composite Fields Studies
Second Academic disciplines Human
Third Academic disciplines Welfare Society
Level Intermediate, developmental and applicative Types of lesson Seminar

Syllabus Information

Latest Update:2019/03/05 16:52:50

Subtitle 婚姻制度と社会福祉
Course Outline  なぜ私たちは結婚したいとおもい、結婚しようとするのか?
 現代の日本社会で結婚とは単なる愛情による結びつきではない、国家による社会福祉の最小単位を構成する契約である。 日本の社会福祉制度の多くは、結婚と、日本国籍を持ち、婚姻関係にある異性愛の男女から生まれる子どもを対象としており、そこから外れる人々への対応は非常に脆弱である。
 こうした状況は新自由主義的政策が、国家の社会福祉コストを削減し、個人の自助努力と家族間の助け合いを重視する傾向のなかでさらに強化されてきた。
 結婚が社会福祉の代替品と捉えられることは、私たち1人1人の生き方を大きく制限している。

 人々の生き方が多様化し、結婚するかどうかが個人の選択になったといわれる一方で、子どもの養育、介護などの社会化は進まず、あるいは後退し、結婚した異性カップルを中心とする家族関係がケアの負担を負うことになる。
 日本の婚姻制度がモデルとして想定する男性片稼ぎ/専業主婦/子どもの世帯構成自体が、正社員減少、平均年収の低下、晩婚化、非婚化、家族の個人化によって崩壊しつつある一方、婚姻を前提としない個人単位の福祉制度の構築は進まない。
 さらに、婚姻にまつわる問題は、結婚が愛情の制度である/でなければならないというロマンチック・ラブイデオロギーに基づいた規範意識によって、見えにくいものとなっている。
 ヘテロセクシュアルな夫婦関係、婚姻関係にある両親と子の関係が結婚を通じて親密な関係性として保護される一方、その他の親密な関係性は社会的に不可視化される。
 本演習では日本の社会福祉の中核である結婚制度の成り立ちと、結婚が人々に与える影響、結婚と恋愛の関係といった視点から、強くジェンダー化されている日本の社会福祉を問い直すことをめざす。
Objectives  ・人々が生き方の自明の前提としがちな結婚制度と、結婚制度が社会福祉の単位とされている現状を多角的、批判的に捉えなおし、新たな社会関係に対する想像力はぐくむこと。
 ・男女、セクシュアリティを問わず私たちの人生を構造化するジェンダー作用について、反省的に捉える視点を持つこと。また、ジェンダー化作用と深く関わって複合差別を形成する、経済階層、エスニシティ、シチズンシップ、ディスアビリティなどの要素についても理解を深めること。
before/after course of study  授業の発表のために、一人一回以上の課外学習をする可能性がある。
Course Schedule  第一回  オリエンテーション
 第二回〜第三回  講義
 第四回〜第十四回 ディスカッションと発表、発表の準備
  (ゲスト講師の講義1回を含む)
 第十五回  まとめ、振り返り
Evaluation
Rate Evaluation Criteria
Exam: 0%  なし。
Papers: 50%  学期末にレポートを課す。
Class Participation: 30%  授業への積極的な参加、コースナビでの意見記入で評価する。
Others: 20%  グループワーク、授業内の課題への取り組みで評価する。

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