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Course Information

Year 2019  School School of Culture, Media and Society
Course Title
Seminar on Editing and Criticism (Fall) A

Instructor ICHIKAWA, Makoto
Term/Day/Period fall semester  Sat.4
Category Theoretical Configuration Seminars Eligible Year 3rd year and above Credits 2
Classroom   Campus Toyama
Course Key 23Z3542013 Course Class Code 01
Main Language Japanese
  Course Code CMFE499S
First Academic disciplines Composite Fields Studies
Second Academic disciplines Expression
Third Academic disciplines Graduation Paper/Master's Thesis/Doctoral Thesis
Level Final stage advanced-level undergraduate Types of lesson Seminar

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Latest Update:2019/03/05 16:52:50

Course Outline  「読むこと」が誰もに開かれたのが〝近代〟の特徴であったのに対し、「書くこと(作ること)」と「編むこと」が誰もに開かれつつあるのが「訪れつつある〝近代以後〟」の特徴であることは、教える僕たち以上に教わるみなさんの方が、よく実感していることでしょう。「書くこと(作ること)」も「編むこと」も単にそれ自体として特別なことではもはやありえず、構造的にあらゆる言説が短い期間で浮き沈みする――そのような環境下で、なお抜きんでた「書かれたもの(作られたもの)」と「編まれたもの」はいかにありうるのか、そのようなものがありうる環境はそもそも構築できるのか、できるとすればどのように、などについて考えるゼミです。
 過去の価値観を検証し、それらの有為の点をただしく受け継ぎながら、現在時に適合したかたちにリファインし新たなものを付け加えつつ、それが受容される環境じたいをつくりあげてゆくこと。そこにおいては「創作」と「批評」と「編集」とは分割不可能なもの、そのいずれでもあってどれでもないものとなります。
 具体的には、「そこでなにが行われるべきなのか」「どうすることで目的が達成されるか」を探すこと自体がゼミの目的である、というトートロジーが出発点となり、そのために、過去の作品(あくまでも、広義の「テキスト」をフィールドとすることだけは決めておきます)を参照し、批評し、その先にある未到のテキストについて考え、ときに書き、そしてそれらが伝わり生きてゆくためのメディアや環境=社会について考え、実際にそれをつくりだしてゆく(ためには何が必要かを議論する)、ためのあらゆることをする、ということになります。より具体的に言えば、批評理論を学び、それを援用して批評を書き、ときに先行して第一線で活躍する書き手/作り手/広げ手たちの話を聞き、ときにそれらの結果としての創作を行い、紙の、あるいは電子の書籍を作り、それを広めるための手段についてフィールドワーク的に街を、あるいは電子の世界を歩く……ということです。
 もちろん、二十歳そこそこのみなさんに、そのすべてが可能な予備条件を求めることなどできはしません(担当教員だってむろんすべてを持ってなどいませんし)。ゼミの二年間でそれらがすべて手に入り、達成されることも九分九厘ないでしょう。しかし/だからそれは、ゼミを終え、大学生活を終えても続く、十年単位の、あるいはみなさんの人生の全期間の、もしかするとそれぞれの人生ひとつでは収まらないスパンの歩みの、最初の一歩となる二年間だと捉え、そのつもりできてくれるひとを求めます。
 4限配当のゼミAでは、主として現代思想を対象に、文学やメディアを通して人間と社会の本質を考えるための思考力や知識をつけてゆきます。
Objectives  「思考」とはなにか、「編集」とはなにか、「批評」とはなにか、を理念と知識の両方の層において会得する。
before/after course of study  発表者は発表の準備を、それ以外の者は対象テキストを事前に読んでくることが求められます。
Course Schedule  対象とするテキストを講義内で都度提示し、発表者を定め、進めてゆきます。
Evaluation  出席・発表と、それらをもとにしたレポートで評価。
Note / URL  ゼミ志望者は、1・2年時に担当教員の「編集論1・2」、「現代文学史1・2」いずれかを受講ないしは聴講していることが望ましい。

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