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Course Information

Year 2019  School School of Humanities and Social Sciences
Course Title
Theory of Social Construction 1

2-1_【文構・文学_合併】

Instructor KAWAJIRI, Akio others/OBINATA, Sumio/KIM, Kyungmook/TOYODA, Maho/NAKANO, Toshio/YANAGISAWA, Akira/Lee, Sungsi
Term/Day/Period spring semester  Thur.2
Category Lectures Eligible Year 1st year and above Credits 2
Classroom 32-128 Campus Toyama
Course Key 2421560053 Course Class Code 01
Main Language Japanese
  Course Code CMFC181L
First Academic disciplines Composite Fields Studies
Second Academic disciplines Culture
Third Academic disciplines Others
Level Beginner, initial or introductory Types of lesson Lecture

Syllabus Information

Latest Update:2019/03/05 16:52:50

Subtitle 東アジア共生論―隣国との葛藤を乗り越えるために―
Course Outline  現在、日本と近隣諸国との関係は良好ではない。このような関係になってしまった原因を過去に学び、現状を分析し、将来を展望することは、現代を生きる我々にとって喫緊の課題であると言える。
 そこで、本講義では、社会構築論系ならびに東アジアに関心を持つ教員が集まり、過去・現在・未来の3つのクラスターに分けて講義を実施する。すなわち、①日本が東アジアの国々と歴史的にどのような関係を築き、日本が近代化する過程でその関係がどのように変化し、どんな影響を与えたのかという点を検証し(東アジアの歴史を考える)、②現代の日本と近隣諸国との間に横たわっている問題点を洗い出し(東アジアの歴史認識を考える)、③将来、日本がこれらの国々と共生し、より良き関係を築くための方法(東アジアの共生を考える)を、受講生とともに模索したいと考える。
 なお、本講義は、社会構築論系ならびに社会構築論の副専攻「東アジア共生論」の導入科目も兼ねている。
Objectives  現在、アジア諸国に対するヘイトをはじめて負の情報が溢れ、一定の支持を集めているようにも思われる。しかし、こうした見解は、自分で考え、検証したものではなく、マスコミなどによるステレオタイプの言説を鵜呑みにしている場合が少なくない。
 本講義では、知識の吸収はもちろん、自分自身で今の東アジアに横たわる諸関係を読み解き、他者の見解に惑わされず、将来への展望についての意見を持つことをめざす。
before/after course of study  各教員が指示するが、映像で過去の講義を視聴できるように工夫し、教員ごとに小レポートを課す。
 積極的に意見を述べるようにしてほしい。
Course Schedule
1:
第1回 / オリエンテーション 東アジアの歴史を考える1(川尻秋生)
本講義の目的と概要、受講に当たっての注意などについて説明する。
その後、東アジア世界を考えるに当たって、重要な通奏低音である中国の中華思想と日本の小中華思想(日本的華夷思想)について解説する。
2:
第2回 東アジアの歴史を考える2 「日本的小中華思想の成立」(川尻秋生)
古代における中国・朝鮮半島諸国の影響と外交、神国思想の成立と東アジア、秀吉による朝鮮侵略、近世における大君外交、近代における中国文化の排除、朝鮮蔑視問題などについて解説する。
3:
第3回 東アジアの歴史を考える3 「近代前夜」の東アジア国際関係」(柳澤明)
近代直前の東アジアにおける「奇妙な平和」の一端を,主として1810(文化7)年に江南に漂着した薩摩・琉球の人たちの見聞を描く『清国漂流図』(早稲田大学図書館所蔵)を読み解きながら検討する。
4:
第4回 東アジアの歴史を考える4 「近代黎明期の日本と清朝」(柳澤明)
「日清修好条規」(1871年)の締結と、いわゆる琉球処分をめぐる日本・清朝双方の言説を検討することを通じて、「近代」黎明期の東アジアにおける国際関係と、その諸アクター間の相互認識のありかたを探る。
5:
第5回 東アジアの歴史を考える5 (李成市)
現今の一般市民に広く共有されているアジア観は、いかなる時代状況の中で形成されたのか、そうしたアジア認識の構造的な特質とはどのようなものなのか、津田左右吉の中国・朝鮮観を中心に検討する。
6:
第6回 東アジアの歴史認識を考える1(李成市)
現在の日本での歴史教育や歴史研究において東アジアの地域をとらえる理論的な枠組に「東アジア世界論」がある。そのような歴史認識によれば、現在の中国、朝鮮、日本、ベトナム地域が東アジアとしてくくられるが、これらの地域を一体としてとらえる発想はどこからうまれたのか、その歴史認識の由来を検討する。
7:
第7回 東アジアの歴史認識を考える2「国境を越える歴史認識をもとめて」(大日方純夫)
21世紀に入って、国境を越えようとする歴史認識の試みが、東アジアでも展開されるようになった。ヨーロッパにおける取組みの経験も参酌しながら、その意味・意義を考える。
8:
第8回 東アジアの歴史認識を考える3 「日中韓3国共同の取組みから考える」(大日方純夫)
2002年、日本・中国・韓国の3国の研究者・教育者が集まって、3国共通の歴史教材をつくろうと相談した。以来国際会議を重ねて企画・構成・原稿の検討を進め、2005年に最初の、2012年に第2弾の歴史教材を出版し、現在、第3弾の編集作業を進めている。15年以上にわたるその編集経緯を紹介しながら、検討すべき論点や課題などについて考える。
9:
第9回 東アジアの歴史認識を考える4「敗戦と占領の記憶」(豊田真穂)
日本におけるアジア太平洋戦争および戦後の占領の記憶は、主に、対アメリカの記憶として共有されている。そこから欠落しているものは何か。そうした集合的な記憶がベースとなり歴史認識となっていることの問題を考えたい。
10:
第10回 東アジアの歴史認識を考える5 「国際社会における「人道に対する罪」(豊田真穂)
日本では、東京裁判の記憶は、とりわけ複雑な様相を呈している。しかし近年になって、東京裁判とそれに先立つニュルンベルク裁判は、2002年の国際刑事裁判所創設にいたる国際刑法上の歴史的功績をもたらしたとして評価されている。20世紀後半以降に性犯罪(「慰安婦」問題を含む)に光があたった背景を、こうした文脈のなかで理解する。
11:
第11回 東アジアの共生を考える1 「「戦後日本」の成り立ちと東アジア」(中野敏男)
「慰安婦」問題や「徴用工」問題など、現在もなお近隣諸国から繰り返し歴史問題の未清算を追求される日本。このことを「戦後日本」の成り立ちという観点から考える。敗戦の反省に立って「軍国主義」から「平和と民主主義」へと戦後日本は生まれ変わったと言われているが、本当には何が変わっていて、何が変わっていないのか。
12:
第12回 東アジアの共生を考える2 「「沖縄」から見た日本と東アジア」(中野敏男)
新基地建設をめぐって「沖縄」が大きく揺れている。この問題は日本の安全保障にかかわるということだから、沖縄だけの問題なのではなく、日本全体の問題であり、東アジアの現状にかかわる問題だろう。そこで、「沖縄問題」とは何か、それはいかに変遷してきたかを通して、沖縄と日本、そして東アジアの関わりを考える。
13:
第13回 東アジアの共生を考える3 「北朝鮮の現在と東アジアの平和」(中野敏男)
昨年は、朝鮮半島の南北首脳会談が三回もあり、また朝米首脳会談も実現して、朝鮮半島情勢は戦争から平和へと大きく舵を切ったように見える。この変化はどのような意味をもつのか。そこで、北朝鮮の現在を写真などで紹介しながら、朝鮮半島の平和の行方、そしてそれと日本、東アジアとの関わりを考える。
14:
第14回 東アジアの共生を考える4 市民社会と東アジア(金敬黙)
日本と朝鮮半島、日本と中国など東アジアにおける共生と和解に必要な取り組みを展開する市民運動・NGOの取り組みについて事例分析を通じての理解を深める。
15:
第15回 東アジアの共生を考える5 東アジアの共通課題(金敬黙)
「北朝鮮問題」、空気汚染、食の安全など、東アジア地域の共通課題について、また、東アジアが今後の世界各地での諸問題にどのようなインパクトを与えうるのかという視点から未来志向型の提言・問題解決を模索する。
Textbooks  とくにありません。適宜、教員が指示します。
Reference  教員が適宜指示します。
Evaluation
Rate Evaluation Criteria
Exam: 40%  クラスターごと(東アジアの歴史を考える・東アジアの歴史認識を考える・東アジアの共生を考える)に小レポートを課します。
Papers: 40%  学期末に課します。
Class Participation: 20%  出席点
Others: 0%  0

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