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Course Information

Year 2019  School School of Humanities and Social Sciences
Course Title
Studies in Theatre and Film Arts 2

2-2_【文学・文構_合併】

Instructor FUJII, Shintaro
Term/Day/Period fall semester  Tues.5
Category Lectures Eligible Year 2nd year and above Credits 2
Classroom   Campus Toyama
Course Key 2421720022 Course Class Code 01
Main Language Japanese
  Course Code ARTT221L
First Academic disciplines Art Studies
Second Academic disciplines Theatre
Third Academic disciplines Theory
Level Intermediate, developmental and applicative Types of lesson Lecture

Syllabus Information

Latest Update:2019/03/05 16:54:16

Subtitle 'public'/'private'概念からとらえる舞台芸術
Course Outline  本講義は'public'/'private'概念の位相のもとに、演劇を捉え直してみることを目的とする。「公共」「公」としばしば訳される'public'は、「民間」「私」としばしば訳される'private'の対概念として定義されてきた。'public'とはしかし、多義的な語であり、'public'と'private'は複雑に入り組み合い、簡単に捉えることが難しい概念である(例:早稲田大学のような「私立」大学は、国公立大学からは区別されるがしかし「公教育」の一翼を担い、高い公共性を帯びた存在である。「公共」交通の一部をなす「私鉄」の存在を考えてもよい)。さらに、演劇にとっての'public'とはまず「観客」(the public)を表すものであるが、同時に、利潤の追求を目標とする民間の劇場・演劇(private theatre)に対立する、公共の劇場・演劇(public theatre)の性格を指すものでもある。事実、今日のほとんどの先進国(とりわけヨーロッパ型の福祉国家)では、公権力(public authorities)による文化政策の一環として、国立劇場をはじめとする公共劇場制度、劇場や上演団体に対する公的助成制度、専門人材を育成するための公的教育制度が形成されてきた。しかも、そうした公共劇場・演劇の諸制度は、今日では、資本主義の論理の公的領域への浸透、公共政策全体の効率化が進む傾向のもと、広告・広報の論理の浸透、公共サービスの民営化、民間セクターへの接近、民間資金の活用・・・・・・が模索されていることも国際的に共通した傾向である。このように、'public'/'private'概念という補助線を引いてみたときに演劇の実践が見せる多様なありようを分析・考察することを通じて、演劇に対する理解をさらに深めたい。
Objectives  ・演劇全体に対する理解を深め、国際的に共通する特徴、それに対する日本舞台芸術の独自性を把握する。
 ・演劇の場合と比較しながら、それ以外の芸術(舞踊、音楽劇、美術、映画・・・)における'public'/'private'の問題についても理解を深める。
before/after course of study  ・一般的な時事問題における'public'/'private'の問題系に関わる関心を持って調べる
 ・配付資料を熟読し、そこに示された参考文献を広く読む
Course Schedule  第1回 科目と教員の紹介
 第2回 "public"、"private"概念について(1) 「公共のもの」としての"the public"
 第3回 "public"、"private"概念について(2) 観客、公衆としての"the public"
 第4回 公共劇場(public theatre)の起源と発展の歴史(1) 起源としての王立/国立劇場
 第5回 公共劇場(public theatre)の起源と発展の歴史(2) 対立項としての商業劇場/民間劇場
 第6回 公共劇場(public theatre)の起源と発展の歴史(3) 現代的意味における公共劇場の成立
 第7回 現代演劇と公的制度(1) 劇場、助成をめぐる公共政策
 第8回 現代演劇と公的制度(2) 人材育成、雇用をめぐる公共政策
 第9回 現代演劇と公的制度(3) 国際交流、パブリック・ディプロマシー(public diplomacy)をめぐる公共政策
 第10回 現代演劇と観客(the public)(1) 作品の一部としての観客
 第11回 現代演劇と観客(the public)(2) 関係性の芸術、敵対性の芸術としての演劇
 第12回 現代演劇とその諸問題(1) 広告・広報(publicity)、マーケティングの論理の浸透
 第13回 現代演劇とその諸問題(2) 公共政策(public policy)の効率化、民営化(privatisation)
 第14回 現代演劇とその諸問題(3) 作品の公表・公開(publication)をめぐる諸問題
 第15回 まとめ・振り返り
Textbooks  特に定めない。
Reference  その都度、指示する。
Evaluation  授業参加、発表、レポートによって総合的に評価する。

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