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シラバス詳細照会

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  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2016年度 開講箇所 文学部
科目名
ドイツ語を読む6(童話)

5-1_【文学・文構・一文・二文・文研_合併】

担当教員 伊藤 壮
学期曜日時限 秋学期  金3時限
科目区分 選択外国語(ドイツ語) 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 33-232 キャンパス 戸山
科目キー 2423020046 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LANG201F
大分野名称 語学
中分野名称 ドイツ語
小分野名称 ドイツ語
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 外国語
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2016/03/01 15:20:27

副題 ドイツ児童文学における外国人表象の系譜
授業概要  数年前、『大どろぼうホッツェンプロッツ』などで知られる戦後ドイツ児童文学の大家オットー・プロイスラーの初期のある作品において Neger という黒人に対する侮蔑語が使用されているのは不適切ではないかとの再三の指摘を受け、出版社が表現を変えた修正版を出したという出来事があり、それが大きな論争を巻き起こしました(日本の『ちびくろサンボ』問題とも比較したいところです)。
 多くの移民を受け入れているドイツはいまや多民族国家であり、もちろん多くの黒人の子どもたちがいるなか彼らを直接傷つける表現は許しがたいとする意見と、作者に差別的意図がなかったことを踏まえた上で作品の自律性と表現の自由を重視しなければならないとする意見とがぶつかりすれ違うさまを見ていると、この問題は倫理情操教育の手段として発達してきたこの国の児童文学の成り立ちに関わる根深いものではないかと思われてきます。
 ここで昨年からの欧州難民危機によって人種問題がまたしても喫緊の課題となってきた今日だからこそ、本講においてはグリム童話から最新の絵本までにおけるトルコ人・アフリカ人・中国人・インディアン・ユダヤ人などの非ヨーロッパ系外国人に関する表象を15回で一気に辿ってみたいと思います。
 前述のプロイスラーに加えドイツの児童文学の歴史を辿る際には決して欠かせないケストナーやエンデなどについてはその主著の内容も押さえた上でテーマに即した作品を読み比べてみます。
 扱うテキストの選定などにも受講者の関心や専門を出来る限り反映させたいと思います。
 本講は初級ドイツ語の学習を終えた人が対象となりますが、特にこの分野への強い関心と熱意があれば初学者も歓迎します。
授業の到達目標  そもそも児童文学は年少の読者を想定した分かり易い文章で書かれているので、この分野への興味を別にしたとしてもドイツ語の学習という目的のためにはこれらの本を読むことは大いにお勧めです。もっともおよそ200年前に書かれたグリム童話などは難しいかもしれませんが、ともかくしっかりと辞書を引きながら文章の面白さも感じながら読めるようになることが目標です。子どもの本だからと辞書を使わずに読んでもドイツ語は身に付きません。
授業計画  前述のとおり、グリム童話を始めとして、カール・マイ、ハウフ、ケストナー、プロイスラー、エンデなどの作品から外国人が描かれている個所を中心に読み比べていきます。
 映画版や朗読などのマルチメディア資料も適宜使用します。
教科書  前の週までにプリントの形で配布するので、授業までに予習してきてください。
参考文献  教場にて適宜推奨します
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 55%  最終週に教場試験を行います
レポート: 0%  
平常点評価: 45%  出席率と熱意
その他: 0%  

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