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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 文学部
科目名
日本語日本文学演習7 A(古典文学)

担当教員 陣野 英則
学期曜日時限 春学期  木3時限
科目区分 必修演習 配当年次 3年以上 単位数 2
使用教室 33-435 キャンパス 戸山
科目キー 2431661019 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LITJ321S
大分野名称 文学
中分野名称 日本文学
小分野名称 日本中古文学(韻文・散文)
レベル 上級レベル 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/05 16:54:16

副題 平安時代文学研究―『枕草子』日記的章段の精読―
授業概要  この演習では、平安時代の文学をとりあげながら、「日本古典文学」という伝統的な学問分野を深く学ぶとともに、人間文化の本質に迫ってゆくために必要な学知の涵養をめざす。 今年度は、平安中期までの日記と日記文学、またいわゆる「歌物語」などについて講じたのち、『枕草子』の日記的章段の一部を精読する。日記的章段では、たとえば中宮定子の魅力的な言動、貴公子たちと清少納言とのやりとりなどが多く記されている。高等学校の国語の教材に採られるなど、よく知られた章段も少なくないのだが、実のところ、『枕草子』は大変難解で、注釈書によって解釈が大きく異なる箇所も非常に多い。さらに、本文異同の問題も甚だ複雑であるため、今なお基礎的研究の積み重ねが不可欠である。
 演習での発表に際しては、諸注釈ならびに先行論文などの説を批判的に吟味しながら、自分の頭を使って解釈することを実践してもらう。また、関係する史料をはじめ、辞典・事典・索引などの活用のしかたを学ぶことにもなろう。さらに平安時代の社会制度・生活習慣などに関しても検討する機会をもうける予定である。
 なお、仮名書きの影印本をある程度は読めることが望ましいので、授業内でもその練習の時間を若干もうける。あわせて、翻刻の課題を出したりする。
 この演習では、教場における発表一回、もしくは発表に代わるレポート提出のいずれかを選択することとなる(受講者の人数次第では全員に発表を課す)。その詳細は、最初のオリエンテーションで説明する。
授業の到達目標  平安時代の和文を読み解く力を養うとともに、さまざまな文献資料の活用の仕方などを身につける。
授業計画
1:
第1回 4/11
オリエンテーション、変体仮名を読む練習(1)
2:
第2回 4/18
平安時代の史料などの調べ方、日記と日記文学について(1)、変体仮名を読む練習(2)
3:
第3回 4/25
日記と日記文学について(2)、変体仮名を読む練習(3)
4:
第4回 5/9
日記と日記文学について(3)、変体仮名を読む練習(4)
5:
第5回 5/16
『枕草子』に関する概説(1)
6:
第6回 5/23
「頭中将の、すずろなるそらごとを」(七八段)(1)
*章段数は『新版 枕草子 上巻』(角川ソフィア文庫)による。以下同。
7:
第7回 5/30
「頭中将の、すずろなるそらごとを」(七八段)(2)
8:
第8回 6/6 〔担当教員の国際学術集会出席のため、コースナヴィ利用による授業〈課題付〉〕
『枕草子』に関する概説(2)
9:
第9回 6/13
「宮の五節出ださせたまふに」(八六段)
10:
第10回 6/20
「返る年の二月二十余日」(七九段)
11:
第11回 6/27
「里にまかでたるに」(八〇段)
12:
第12回 7/4
「職の御曹司の西面の立蔀のもとにて」(四六段)
13:
第13回 7/11
「大進生昌が家に」(五段)
14:
第14回 7/18
跋文 *本文は配付プリントによる。
15:
第15回 7/25
理解度の確認とまとめ(テストとその解説をふくむ)
教科書  石田穣二(訳注)『新版 枕草子 上巻』(角川ソフィア文庫)
 早稲田大学国文学会発行『国文学研究』(実験実習費により配付)
 *そのほか、『枕草子』跋文の本文など、必要に応じてプリントを配付する。
参考文献  『枕草子』関係の校本、諸注釈書、事典など多数あるが、そのつど教場で指示、もしくは必要な箇所をプリントにして配付する。
 また、変体仮名の手引き書については、教場で紹介する(既に所持している場合はそれを用いてよい)。
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 50%  最終回の授業中に行う理解度の確認テストによる。
レポート: 0%  
平常点評価: 50%  授業での発表内容もしくは発表に代わるレポート、質疑の時間における発言内容、出席状況などによる。
その他: 0%  
備考・関連URL  第1回めの授業で、発表方法、およびレポートの課題などについて指示するので、なるべく出席すること。 変体仮名については、まだ習っていない人にも配慮するが、訓練を重ねておおよそ読めるようになってほしい。
 関連URL: 国文学研究資料館 http://www.nijl.ac.jp

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