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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2018年度 開講箇所 文学部
科目名
英文学演習3 B(詩)

担当教員 栩木 伸明
学期曜日時限 秋学期  月1時限
科目区分 必修演習 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 31-202 キャンパス 戸山
科目キー 2431681007 科目クラスコード 02
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LITE221S
大分野名称 文学
中分野名称 英語圏文学
小分野名称
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2018/03/01 17:06:27

副題 アイルランド詩人Seamus Heaney(1939-2013、ノーベル文学賞受賞者)の詩を読む
授業概要  Seamus Heaney (1939-2013)は現代アイルランドを代表する詩人である。北アイルランドの農村に生まれ、奨学金を受けて大学教育を受けた後、詩を書きはじめた。1960年代後半から80年代前半までは、農村でも子ども時代を回顧した詩や北アイルランド紛争の時代を背景にした作品群を残した。彼の詩にはしばしば、ダンテをはじめとするヨーロッパ文学やアメリカ現代詩から学んだ影響が刻印されている。1980年代末以降は、ベルリンの壁崩壊、ネルソン・マンデラの釈放、9・11同時多発テロ事件などに触発された作品を書くようになった。ヒーニーの詩は初期から高く評価され、後年はオックスフォード大学詩学教授就任をはじめとする数々の名誉にも恵まれて、1995年にはノーベル文学賞を受賞した。アイルランド詩人としてはW・B・イェイツ(1923年受賞)につぐ受賞であった。 この授業では、彼の詩を初期から順に読んでいくことにより、地方的な詩人の作品が普遍性を獲得していくプロセスをたどってみたい。具体的には、幼年期の記憶の意義、英語とアイルランド語のせめぎあい、北アイルランド紛争下の詩人の立ち位置、アメリカ現代詩の影響、ヨーロッパ文学の遺産を現代詩人がどう自作にとりこむか、などのテーマに、ヒーニーがどうとりくんできたかを観察することになる。選詩集と注釈書を用いて、みなさんとともに、彼の詩をひとつひとつていねいに読み解いていきたい。なお授業は、受講者による口頭発表と質疑応答によってすすめていく。
授業の到達目標  1960年代から2000年代まで書き続けられたヒーニーの詩を読むことを通して、現代アイルランドの社会的・文化的・政治的な流れをとらえることをめざす。また、英語詩におけるメタファーの機能の仕方や、古典文学などへのアリュージョンの詩法を読み取るスキルの向上をめざす。
事前・事後学習の内容  ヒーニーは現代詩人なので、日本語による文献はまだ限られたものしかない。発表者は英語の参考文献を読みこなして発表の準備をし、詩のテクストを邦訳し、詩の背景を紹介するプリントを作成・配布して発表することが求められる。また、発表者のみならず、それ以外の受講者も毎回、積極的に議論に参加することが求められる。テクストは選詩集と注釈書の二冊を使うので、二冊とも購入して読みこなさなければならない。
 事後学習としては、発表後すぐに内容を整理して文章化することを奨励したい。自力訳をまじえて、研究書の知見と対話するような解釈文を書いてみることによって、タームペーパーの下書きがおのずとできあがるはずである。なお、自分が発表を担当しなかった詩についても、気になる詩句やテーマがあれば心にとどめて、それらとしばらく一緒に暮らしてみるよう心がけるのが詩に親しむ極意なので、実践してみることをお勧めする。
授業計画  [第1回]イントロダクションと授業の進め方について
 [第2回]発表(1)
 [第3回]発表(2)
 [第4回]発表(3)
 [第5回]発表(4)
 [第6回]発表(5)
 [第7回]発表(6)
 [第8回]発表(7)
 [第9回]発表(8)
 [第10回]発表(9)
 [第11回]発表(10)
 [第12回]発表(11)
 [第13回]発表(12)
 [第14回]発表(13)
 [第15回]まとめ
教科書  Seamus Heaney. Opened Ground: Selected Poems 1966-1996. London: Faber, 1999.
 Shay Daly. York Notes: Seamus Heaney Selected Poems. London: York Press, 1998.
参考文献  レポートを書く際のリサーチ方法や論文様式については、栩木伸明著『卒論を書こう 第二版』(三修社、2006年)を参照すること。
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 0%  なし
レポート: 50%  オリジナルなリサーチペーパーとして内容、形式ともに整っているかどうか評価する。
平常点評価: 50%  出席回数と授業への貢献度(口頭発表の内容、プリントのできばえ、議論への参加度など)を評価する。
その他: 0%  なし

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