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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 文学部
科目名
哲学演習5(宗教哲学)

担当教員 小村 優太
学期曜日時限 春学期  金4時限
科目区分 選択演習 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 31-205 キャンパス 戸山
科目キー 2432611005 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード PHLR211S
大分野名称 哲学
中分野名称 宗教学
小分野名称 宗教哲学
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 演習/ゼミ

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/05 16:54:16

副題 プロティノスの新プラトン主義を読む
授業概要  この授業では新プラトン主義の創始者であるプロティノス(204/5–270)の著作『エンネアデス』を読む。『エンネアデス』はプロティノスが行った54篇の講義を集めたものであり、弟子のポルフュリオス(234頃–304頃)によってまとめられた。授業ではこの中から数篇を選び出し、精読することになる。
 新プラトン主義は「流出説」や「一者」など独特の思想を展開したためキリスト教世界においては異端的な思想と見なされたが、その後の哲学史に与えた影響は絶大であり、西洋哲学史を正しく理解するために新プラトン主義の知識は欠くことができない。また中世アラビア哲学にはアリストテレスの偽書として伝わり、キンディーやアヴィセンナなどの哲学者の思想の土台になっている。
 『エンネアデス』のテクスト自体はギリシア語で書かれているが、授業では基本的に日本語訳を使用する。ただし、原典やその他の欧米語訳を読むことは望ましいので、やる気のある学生は積極的に挑戦して欲しい。
授業の到達目標  ・具体的なテクストを読み解くことにより、プロティノスの思想の概要を理解する。
 ・新プラトン主義の基本概念を理解する。
事前・事後学習の内容  それぞれの回の対象となるテクストを事前に読んでくること。使用するテクストは古代の新プラトン主義という、きわめて専門的なテーマを取り扱っているため、事前に大まかにでも議論の流れを掴んでおかなければ、たちまち迷子になってしまうだろう。
授業計画
1:
第1回
「イントロダクション」
2:
第2回
プロティノス思想の概説
3:
第3回
I.6「美について」(1)
4:
第4回
VI.9「善なる者一なる者」(9)
5:
第5回
V.1「三つの原理的なものについて」(10)
6:
第6回
I.2「徳について」(19)
7:
第7回
III.8「自然、観照、一者について」(30)
8:
第8回
V.8「英知的な美について」(31)
9:
第9回
V.5「英知について」(32)
10:
第10回
II.9「グノーシス派に対して」(33)
11:
第11回
VI.8「一なる者の自由と意志について」(39)
12:
第12回
I.4「幸福について」(46)
13:
第13回
III.5「エロスについて」(50)
14:
第14回
I.8「悪とは何か、そしてどこから生ずるのか」(51)
15:
第15回
総まとめ
教科書  プロティノス『エンネアデス(抄)I, II』中公クラシックスを使用する。V.5にかんしては中公クラシックス版に未収録なので、こちらで全集版から和訳を用意する。
参考文献  特になし。
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 0%  
レポート: 0%  
平常点評価: 100%  授業での発表および議論への参加。(備考参照)
その他: 0%  
備考・関連URL  この演習ではテクスト読解をおこなうため、各回で担当者を選び、その担当者による発表をもとに授業を進めてゆく。受講人数によっては発表の担当がない学生も出てくるため、発表を行わない場合は任意でレポートを執筆すること。発表の上レポートを執筆することはとくに問題ない。
 発表は以下の様式にて行う。
 1. 要約:検討するテクストの内容を箇条書きでまとめ、全体像を明らかにする。
 2. 解説:テクストで取り扱われている内容を、外部資料などを参考にして解説する。
 3. 考察:上記の作業をおこなった後に、発表者自身の考察を述べる。

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