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Course Information

Year 2019  School School of Creative Science and Engineering
Course Title
Applied Systems Thinking

Instructor TAKAHASHI, Shingo
Term/Day/Period spring semester  Wed.2
Category Elective Subjects Eligible Year 3rd year and above Credits 2
Classroom 54-B03 Campus Nishi-Waseda(Former: Okubo)
Course Key 2703023028 Course Class Code 01
Main Language Japanese
  Course Code MGTX35ZL
First Academic disciplines Industrial Engineering
Second Academic disciplines Industrial Engineering
Third Academic disciplines Management Information Systems
Level Advanced, practical and specialized Types of lesson Lecture

Syllabus Information

Latest Update:2019/03/29 14:55:58

Course Outline ねらい:
本授業では,システム的ものの見方とそれを応用した問題解決の枠組みと方法を学ぶ。とくに多元的な問題状況の世界観の理解し,そのためのシステム方法論の包括的な枠組みを,講義,演習,実験,グループ討論を通じて習得する.

実際の経営や社会的問題は複雑である。どこに問題があるのかを見極めることすら容易ではない。このような複雑な問題に対処するためには多元的な世界観が不可欠であり,そのためのシステム思考と,問題解決のための方法論としてのシステム方法論を活用するための基礎を習得を目指す。またグループ討論の基本的なスキルを身につけることもねらいとしている.

概要:
 実際の経営や社会における問題状況は多様な様相を呈している。まず,それらは「多元的な」問題状況として理解することが必要である.
 まず多元的な問題状況を扱うためのシステム方法論の包括的な枠組みをシステム論的な観点から構築し,状況に応じたシステム思考,システム方法論の位置づけを学ぶ。
 授業の流れは大きく3つに分けられる.
(1)多元的な問題状況を表現するゲーム形式を学ぶ.とくに繰り返し囚人のジレンマゲームの実験を通じて協調戦略の重要性を理解し,ハイパーゲームのモデルを通じて誤認知のある問題状況の表現と意思決定の相互認知を理解する.
(2)多元的問題状況における問題解決のシステム方法論の代表であるソフトシステム方法論について,グループ討論を通じてその意義と活用方法を学ぶ.グループ討論の基本的なスキルを身につけることもねらいである.
(3)多元的な問題状況を扱うための基本的なシステム概念として,多様度工学と組織の適応におけるViable System Model,組織学習,エージェントベースモデリング等を取り上げ,モデル化の方法と,具体的問題への適用例を学ぶ。

注意:討論はソフトシステム方法論の実践的演習である。ソフトシステム方法論の説明をする日を欠席した場合には,原則としてその後の討論には参加できない。日程は最初に説明するので,よく自身の予定を検討しておくことが必要である。

本科目の到達目標を実現するためには,原則として「システム基礎」が履修済みであることが必要である。また,必ず出席が求められる回があるので注意してほしい(備考欄参照)。
 
Objectives 本講義での到達目標は以下の通りである。1から3は単位取得のための到達目標であ
る。4はできれば理解してほしい目標である。
1)多元的な問題状況認識の世界観について説明できる.
2)多元的な問題状況を把握するためのシステム方法論の包括的な枠組みについて説明できる。
3)問題状況に適したステム方法論を活用することの意義を説明できて,その基本的方法を活用できる。
4)組織の適応的状況におけるシステム思考の方法について説明できる。
before/after course of study 事前学習:
 授業計画を参照し,教科書「システム学の基礎」の該当箇所を熟読し,要点をノートにまとめ理解する.

事後学習:
 授業ノート,配布物,教科書を参照し,また必要な副読本や資料を調査し,基本的なモデルやシステム方法論の考え方を理解し,次回の冒頭に行われる確認テストを受けることでその理解を深める.
Course Schedule
1:
システム思考とシステムアプローチ(4月10日予定)
本授業の目的と概要について説明する.
また,本授業で対象となるシステム思考とシステムアプローチの基本について説明する.
全体性,自律分散,コミュニケーション,創発などがテーマである.
2:
多元的な問題状況の分類枠組みとシステム方法論 (4月17日予定)
多元的な問題状況を扱うための世界観の相違と,それに基づくシステム方法論をとらえる枠組みを説明する.
3:
意思決定の相互作用(1)(4月24日)
ゲーム的状況とゲーム形式によるその表現について,システム基礎で扱った形式をさらに発展させて,繰り返しゲームと集団の囚人のジレンマについて説明する.
4:
意思決定の相互作用(2)(5月8日予定)
繰り返し囚人のジレンマのゲームの実験を通して,協調戦略の意義について学ぶ
本回は,集団の囚人のジレンマにおける協調と裏切りの誘惑についてクラスによる実験を行う.
レポート課題:次回に行う繰り返し囚人のジレンマ実験のためのレポートが課題として出される予定である.
5:
意思決定の相互作用(3)(5月15日予定)
繰り返し囚人のジレンマのゲームの実験を通して,協調戦略の意義について学ぶ
本回は,各自が考案した戦略による繰り返し囚人のジレンマの実験を行う.
6:
意思決定状況の相互認知(5月22日予定)
多元的問題状況のうち,相互に誤認知のあるハイパーゲーム的状況の表現方法と,そこにおける意思決定について学ぶ.
7:
問題関与者の世界観と学習(1)(5月29日予定)
第7回から第12回まではグループ討論とそのための基本的知識の習得からなり,参加しないと履修したことにならない.
ソフトシステム方法論の概要について説明する.
8:
問題関与者の世界観と学習(2)(6月5日予定)
ソフトシステム方法論を実際に演習する.とくに各自が自分自身の基本定義の考察を行う.
9:
問題関与者の世界観と学習(3)(6月12日予定)
グループごとに問題状況の記述,基本定義を作成する.
グループ討論では各自の世界観が異なっていることを共有し,それらを討論を通じて合意形成(アコモデーション)していくことを学ぶ.
10:
問題関与者の世界観と学習(4)(6月19日予定)
グループごとに討論を深める.(この回は各グループごとに活動する)
11:
問題関与者の世界観と学習(5)(6月26日予定)
次回のプレゼンテーションの準備を行う.
12:
問題関与者の世界観と学習(6)(7月3日予定)
グループの討論内容についてプレゼンテーションを行う.
13:
環境多様度と適応(7月10日予定)
多様度工学,Viable System Modelと必要多様度の法則について学ぶ
14:
休講
国際会議に参加するため休講。課題を出す予定。
15:
組織の適応(7月24日予定)
組織学習と適応システム,エージェントベースモデリングについて学ぶ.
Textbooks 下記教科書を必ず持参のこと。

高橋真吾著「システム学の基礎」培風館,2007.
Reference ソフトシステムアプローチ全般については次の文献が参考になる。
木嶋,中條(編著)M.C.ジャクソン,小林憲正,高橋真吾,根来龍之,吉田武稔(著)「ホリスティック・クリエイディブ・マネジメント」丸善,2007.
Evaluation
Rate Evaluation Criteria
Exam: 60% 多元的な問題状況を認識する世界観の考え方を理解しているかを基本的な履修の基本評価とする.
毎回授業の始めに行う.試験では,前回の内容を確認する記述式で出題され,前回の授業における主要な考え方や意義が理解できているかどうかを評価する.
具体的な試験の方法は,毎回授業の最初10~15分間に,前回の授業内容について,上記評価基準に沿った記述式による確認テストを行う。評価基準を満たしている場合を5点として評価する。
Papers: 10% 繰り返し囚人のジレンマの実験に用いる戦略を各自が考察してくることを課題としたレポートを提出する.評価基準は,その戦略自体の強さではなく,戦略を強いと自分で考えた論理的な理由がしっかりとかけているかどうかである.
Class Participation: 10% 毎回遅刻することなく出席しするだけでなく,積極的に授業参加し,討論に加わっているかどうかを評価する.
Others: 20% グループ討論のある日に欠席することなく,討論に積極的に参加し,グループ討論の意義を理解し,ソフトシステム方法論の基本的な考え方を理解しているかを評価する.また,プレゼンテーションのまとめ方やグループ討論におけるリーダーシップが取れているかどうかについても評価する.
Note / URL 本授業の履修は,「システム基礎」を履修済み(合格)していることが条件である。

ソフトシステム方法論に関わる演習にはすべて参加することが必要である。とくに,ソフトシステム方法論の説明や基本定義の考察をしないでグループ討論に参加することはできない。(ソフトシステム方法論の説明の回を欠席した場合には討論のグループに割り当てないこともある。)なお日程については,現時点(4月)での予定であり,履修者数が確定した段階で前後にずれる可能性がある。
<注意>ソフトシステム方法論の説明と基本定義の考察をする回は(合格のために)「出席が必須」である。この2回に出席できない予定がある人は本授業科目を履修してはいけない。

また,グループ討論を欠席した場合には,その後の発表に参加することができない場合もある。

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