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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 大学院法学研究科
科目名
法学研究の基礎I

担当教員 青木 則幸/大橋 麻也/高林 龍/中村 民雄/原田 俊彦/文 元春/松澤 伸/水島 朝穂/山口 斉昭
学期曜日時限 春学期  月3時限
科目区分 共通科目 配当年次 1年以上 単位数 2
使用教室 8-308 キャンパス 早稲田
科目キー 3301007100 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LAWH601L
大分野名称 法学
中分野名称 その他法学
小分野名称 概論
レベル 修士レベル 授業形態 講義

シラバス情報

最終更新日時:2019/01/18 12:57:19

副題 〔法学研究の倫理〕〔法文献情報の検索収集〕〔比較法の実践〕
授業概要 ※オムニバス科目のため、曜日時限が変更となる場合があります。

  本講義は、これから早稲田大学大学院法学研究科で研究生活を始めようとする新入生を主な対象として、プロの研究者となるために必要な心構えと技法のうち特に大事なこと--その意味で、法学研究の基礎を--身につけてもらうことを目標としている。必修科目ではないが、とくに修士1年生の諸君には、専修・専攻にかかわらず、可能な限り、全員の受講をお願いしたい。

 具体的には、「ユニットA」(第1回~第3回)と、「ユニットB」(第4回~第7回)、「ユニットC](第8回~15回)にわけて、下記のテーマを学び、検討する。

(1) 「ユニットA」では、〔法学研究の方法・倫理〕として、研究論文の執筆作法、研究者倫理(著作の引用方法など著作権への配慮)等を学ぶ。

(2) 「ユニットB」では、〔法文献情報の検索収集〕として、日本および外国の法令、判例、法学文献(著書・論文)の情報を信頼性の高い情報源を用いて、迅速的確に収集する技法を学び、その練習を行う。

(3)「ユニットC」では〔比較法の実践―多様なアプローチに触れる〕として、①各国(帝国やマクロ地域を含む)の法制度の特色を歴史・社会と関連して学び、②担当教員の専門分野の視点から、担当国を使った比較法の実践例等を通じ、比較法による論文執筆の糸口をつかむことを目指す

 受講生には、自分の修士論文に直結することしか学ばないという狭い了見ではなく、アカデミシャンとしての広い視野を持ち、研究手法の多様性と普遍性に触れ、社会科学の一環としての法律学の研究者としての視点を養ってほしいと考えている。本講義は、そのような願いから、多くの専任教員および図書館スタッフの協力を得て、法学研究科の新入生に提供される講義である。本講義での考察と経験は、諸君がその後に指導教授のもとで各自の専門的な研究を探求する際に、基礎力として大きな意味を持つであろう。


コーディネータ: 山口斉昭  

授業の到達目標 1.研究論文とは何かを学び、大学院での具体的な達成目標を認識する。
2.研究者倫理を学ぶ。
3.大学院生としての図書館の使い方を学び、情報収集技術の基本を学ぶ。
4.重要なアプローチである比較法の意義を知り、論文執筆に役立てる術としての「比較法研究の方法」を身につける。

授業計画
1:
〔A-1〕 第1回

ガイダンス・論文執筆の方法(山口 斉昭)

2:
〔A-2〕 第2回

研究・教育活動と著作権(高林 龍

3:
〔A-3〕 第3回

比較法と論文執筆(中村 民雄)

4:
〔B-1〕 第4回
図書館およびデータベースの使い方
5:
〔B-2〕 第5回

法学文献の調べ方(英米法)Lexis/Westlaw

6:
〔B-3〕 第6回

法学文献の調べ方(大陸法系)

7:
〔B-4〕 第7回
(座談会)論文執筆の困難と克服法
8:
〔C-1〕 第8回

歴史的存在としての法―ローマ法を素材に(原田 俊彦)

9:
〔C-2〕 第9回 

ドイツの法と社会(水島 朝穂)

10:
〔C-3〕 第10回

北欧の法と社会(松澤 伸)

11:
〔C-4〕 第11回

フランスの法と社会(大橋 麻也)

12:
〔C-5〕 第12回

イギリスの法と社会(中村 民雄)

13:
〔C-6〕 第13回

現代ヨーロッパ法(中村 民雄)

14:
〔C-7〕 第14回
アメリカの法と社会(青木 則幸)
15:
〔C-8〕 第15回

中国の法と社会(文 元春)

 

教科書 共通の教科書はない。
参考文献 各回の担当教員から指示がある。
成績評価方法 レポート 70%
平常点 30%
※上記のほかに、受験および合格が単位修得の必須条件となる授業内テストが課されます。
備考・関連URL

大学院では、専修や専攻を越えて、諸先輩や同期の大学院生から教わることや議論を交わす中で得られる新たな知見も少なくないはずである。かつて(MD一貫制度導入前)の法学研究科では、博士後期課程に進むための難関であった外国法(2科目)の試験準備の勉強会を通して、そのような交流の機会があったように思う。試験が免除されるようになった現在でも、研究者を志す大学院生にとって(できれば複数の)外国語を駆使する能力の重要性は全く衰えていない。受講生諸君は、この講義で知りあう友人と誘いあい、先輩や先生からボランティアで指導を仰ぐ手配をつけて、外国法の勉強会をやってみてはどうか。研究者を志す大学院生には、視野を広げ新たな知見を得るチャンスを貪欲かつ積極的に開拓していく精神が不可欠である。本講義が、現在の大学院生諸君に、専修・専攻を越えたネットワークをつくる機会を提供し、現代のニーズにマッチした領域横断的な議論を創造する好機にもなることを、願っている。

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