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シラバス詳細照会

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 大学院教育学研究科
科目名
国文学特論12(近代文学)

担当教員 五味渕 典嗣
学期曜日時限 秋学期  水4時限
科目区分 選択・国語科教育特論以外 配当年次 1年以上 単位数 2
使用教室 16-410 キャンパス 早稲田
科目キー 3701022652 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LITJ663L
大分野名称 文学
中分野名称 日本文学
小分野名称 日本近現代文学
レベル 修士レベル 授業形態 講義

シラバス情報

最終更新日時:2019/03/01 16:43:02

副題 アジア太平洋戦争下のテクストを読む
授業概要  日本帝国の対米英開戦(1941年12月)から、日本敗戦(1945年8月)までの期間に発表・公刊された日本語のテクストを精読することで、当該期の文学的・文化的・思想的な課題について考究します。
 従来、この時期の文学・文化をめぐっては、いわゆる〈国策〉としての戦争に対する〈協力〉〈抵抗〉という二項対立的な枠組みで議論されることが一般的でした。ですが、実際に書かれ・読まれたテクストをつぶさに見ていくと、単に戦争や戦場をどう描くか、という問題のみにとどまらず、多層化し複雑化する言論統制との交渉や、明らかにそれを意識した修辞的な表現の問題、いわゆる「文士徴用」に象徴される日本帝国の境域の拡大と文学・文化との関わりなど、方法的にも興味深い論点を含んでいます。
 この授業では、隣接領域での成果や知見も踏まえながら、当該期のテクストとそれを取りまくコンテクストについて、そこからどんな問題が読み取れるか、どんな理論的・方法的なテーマと接続ができるか、検討を重ねていきたいと思います。基本的には講義形式の授業となりますが、受講者には、各回で取り上げるテクストや研究論文について、積極的に問題を提起し、議論に加わることを求めます。
授業の到達目標  この授業での到達目標は以下の通りです。
(1)戦時体制期を対象とする文学・文化研究の最新の動向を理解する。
(2)隣接する学術領域の成果や知見を、文学テクストの分析と記述に接続することができる。
(3)各種の一次資料や同時代言説の調査を踏まえた研究の手法について理解する。
事前・事後学習の内容  授業内では、アジア太平洋戦争下の文学テクストの他、この時期を対象とするメディア史・歴史学・社会学の研究論文も取り上げる予定です。各回の授業で取り上げるテクストや論文は、必ず読み終えたうえで授業に参加して下さい。また、授業の展開によっては、受講者に調査と報告の課題を課すことがあります。
授業計画
1:
第1回 
ガイダンスとオリエンテーション
2:
第2回
概説(1):戦時下日本語文学論序説
3:
第3回
概説(2):戦争と戦場をどう描くか
4:
第4回
概説(3):紙の管理と言説の統制
5:
第5回
「12月8日」をどう描くか(1)
6:
第6回
「12月8日」をどう描くか(2)
7:
第7回
アジア太平洋戦争下の芥川賞(1)
8:
第8回
アジア太平洋戦争下の芥川賞(2)
9:
第9回
保田與重郎の「転向」(1)
10:
第10回
保田與重郎の「転向」(2)
11:
第11回
「玉砕」の修辞学(1)
12:
第12回
「玉砕」の修辞学(2)
13:
第13回
「玉砕」の修辞学(3)
14:
第14回
戦時末期の戦後構想
15:
第15回
授業のまとめ
教科書 担当者がプリント資料を準備します。
参考文献 各テーマごとの参考文献一覧は、授業時間内で適宜紹介します。
成績評価方法
割合 評価基準
レポート: 60% 授業内容の理解度・到達度を問う学期末レポートを課します。
平常点評価: 40% 授業への出席、議論への参加状況、課題に対する取り組みを総合的に評価します。
備考・関連URL

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