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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2019年度 開講箇所 大学院法務研究科
科目名
刑法総合I D

担当教員 北川 佳世子
学期曜日時限 春学期  金3時限
科目区分 必修科目(2年春学期) 配当年次 2年以上 単位数 2
使用教室 27-206 キャンパス 早稲田
科目キー 470101000R 科目クラスコード 04
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード LAWC610L
大分野名称 法学
中分野名称 刑事法
小分野名称 刑法
レベル 修士レベル 授業形態 講義

シラバス情報

最終更新日時:2019/01/18 15:29:15

授業概要 本講義は、刑法総論に関する重要な刑事判例を素材として、事案解決能力を養成するとともに、刑法総論の理解を深めることを目的とする。基本事項については、刑法総論の基本書・教科書の該当箇所を事前に読んで復習してくることが前提となる。判例については、原則として以下のものを検討対象とするが、担当教員によって検討判例を追加し、または検討順序を変更することもある。
授業の到達目標 刑法総論に関する重要な論点に関する判例や学説の考え方を十分理解した上で、具体的事例にあてはめて応用展開できることを到達目標とする。
授業計画

第1回 因果関係
    最決平成2年11月20日刑集44巻8号837頁(大阪南港事件)    

    最決平成15年7月16日刑集57巻7号950頁(高速道路進入事件)
    最決平成16年10月19日刑集58巻7号645頁(高速道路停車事件)
    最決平成18年3月27日刑集60巻3号382頁(トランク監禁致死事件)
第2回 不作為犯
    最決平成17年7月4日刑集59巻6号403頁(シャクティパッド事件)
    最決平成元年12月15日刑集43巻13号879頁(覚せい剤中毒死事件)
第3回 正当防衛I
    最決平成29.4.26刑集71巻4号275頁(今から行ったる事件)

     参考…最決昭和52年7月21日刑集31巻4号747頁(内ゲバ事件)
    最決平成20年5月20日刑集62巻6号1786頁(ラリアット暴行事件)

第4回 正当防衛II
    最判平成元年11月13日刑集43巻10号823頁(菜切り包丁脅迫事件)
    最決平成20年6月25日刑集62巻6号1859頁(灰皿投げつけ事件)
     参考…最決平成9年6月16日刑集51巻5号435頁

         最決平成21年2月24日刑集63巻2号1頁

第5回 誤想防衛、誤想過剰防衛
    最決昭和62年3月26日刑集41巻2号182頁(勘違い騎士道事件)
    大阪高判平成14年9月4日判タ1114号293頁(実兄轢過事件)
第6回 危険の引き受け、原因において自由な行為
    千葉地判平成7年12月13日判時1565号144頁(ダートトライアル事件)
    最決昭和43年2月27日刑集22巻2号67頁(飲酒運転事件)
     参考…長崎地判平成4年1月14日判時1415号142頁
第7回 故意と錯誤
    最決昭和61年6月9日刑集40巻4号269頁(薬物所持事件)
     参考…最決昭和54年3月27日刑集33巻2号140頁
    最判平成元年7月18日刑集43巻7号752頁(特殊公衆浴場営業許可事件)
第8回 過失犯
    最判平成15年1月24日判時1806号157頁(第2の黄色点滅信号事件)

        最決平成12年12月20日刑集54巻9号1095頁(生駒トンネル事件)
    最決平成5年11月25日刑集47巻9号242頁(ホテルニュージャパン事件)
第9回 未遂犯・実行行為
    最決平成16年3月22日刑集58巻3号187頁(クロロホルム事件)

         最判平成30年3月22日刑集72巻1号82頁(オレオレ詐欺事件)
第10回 不能犯・中止犯
    岐阜地判昭和62年10月15日判タ654号261頁(都市ガス心中事件)
    福岡高判昭和61年3月6日高刑集39巻1号1頁(出血驚愕事件)
    東京地判平成7年10月24日判時1596号125頁(父子心中事件)
第11回 正犯と共犯
    最決平成16年1月20日刑集58巻1号1頁(自殺強要事件)
    最決平成13年10月25日刑集55巻6号519頁(母子強盗事件)
     参考…最決昭和58年9月21日刑集37巻7号1070頁

    札幌高判平成12年3月16日判時1711号170頁(釧路せっかん死事件)
第12回 共犯論I(共謀の意義、共同正犯と幇助犯の区別)
    最決平成15年5月1日刑集57巻5号507頁(スワット事件)

     参考…最大判昭和33年5月28日刑集12巻8号1718頁
    最決昭和57年7月16日刑集36巻6号695頁(大麻密輸事件)
第13回 共犯論II(承継的共犯、共犯からの離脱、共犯と身分)
    最決平成24年11月6日刑集66巻11号1281頁(暴行途中関与事件)
     参考…大阪高判昭和62年7月10日高刑集40巻3号720頁(暴行・恐喝途中関与事件)
    最決平成元年6月26日刑集43巻6号567頁(おれ帰る事件)
     参考…名古屋高判平成14年8月29日判時1831号158頁

    最決平成21年6月30日刑集63巻5号475頁(強盗前立去り事件)
    最判昭和32年11月19日刑集11巻12号3073頁(業務上横領事件)
第14回 共犯論III(共犯と錯誤、共犯と正当防衛・過剰防衛)
    最決昭和54年4月13日刑集33巻3号179頁(くり小刀殺傷事件)
    最決平成4年6月5日刑集46巻4号245頁(フィリピンパブ事件)
    最判平成6年12月6日刑集48巻8号509頁(共同防衛行為後の暴行)
第15回 定期試験

教科書 各回で取り上げる判例については、公式判例集の原典を用意し、原判決および第1審判決も用意することを原則とする。
参考文献 参考判例ないし関連判例は必要に応じて指示する。なお、刑法総論の教科書・体系書の該当箇所を読んでくることが必要となる。
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 70% 定期試験を実施する。授業の内容全般についての理解度を評価する。
平常点評価: 10% 教場での講義参加、出席、早退出を勘案する。
その他: 20% 中間テストを実施する。刑法の基本的知識の理解度を評価する。
備考・関連URL 本講義は、1年次必修の刑法Iの展開科目として位置づけられる。

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