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シラバス詳細照会

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授業情報

開講年度 2016年度 開講箇所 グローバルエデュケーションセンター
科目名
農林中央金庫寄附講座 食と経済

担当教員 弦間 正彦/蔦谷 栄一/林 正徳/平澤 明彦
学期曜日時限 春学期  月3時限
科目区分 ユニバーシティ・スタディーズ科目 配当年次 1年以上 単位数 2
使用教室 14-102 キャンパス 早稲田
科目キー 9S09010118 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード ECNA161L
大分野名称 経済学
中分野名称 応用経済学
小分野名称 農業経済学・環境経済学・資源経済学
レベル 初級レベル(入門・導入) 授業形態 講義
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2016/03/02 19:27:52

授業概要

 経済発展に伴う所得の増大は、コメなど一部の食料消費を減らす一方で、肉や野菜などの消費を増大させる。また社会構造の変化やグローバル化の動きは、食料需要の変化をもたらし、食料供給体制も変容させてきている。  我々の食生活を取り巻く経済・社会環境について、総合理解をはかる目的で、専門家チームが講義を担当する。4人のそれぞれの分野の専門家である講師(弦間正彦(早稲田大学社会科学総合学術院)、蔦谷栄一(農的社会デザイン研究所)、林正徳(早稲田大学地域・地域間研究機構)、平澤明彦(農林中金総合研究所))が、我が国の食生活の変化を、消費生活の変化、産業・社会構造(家族関係の変化も含む)、貿易交渉と国際ルール、国際関係・主要国の政策の変化から理解するために講義する。

 日本の食生活の現状を、国内の食料・農業・農村に関する政策の動きと、アジア諸国、欧米豪の食料経済の動きの中で把握し、日本における食生活が成り立つ要素、国際的な貿易の枠組み、関連政策のあり方について、経済学の視点から理解をはかることがこの科目の目的である。我が国の食生活を取り巻く環境は大きく変化してきており、食料消費はライフスタイルなどの変化により変容してきている。さらに食料を供給する農業、加工・流通産業も、競争にさらされる中で大きな変革を遂げてきている。これらの変化を総合的に理解することは、学部学生にとり重要な知的作業であり、この講義を履修する意義があると考える。

授業の到達目標 日本の食生活の現状を、国内の食料・農業・農村に関する政策の動きと、アジア諸国、欧米豪の食料経済の動きの中で把握し、日本における食生活が成り立つ要素、国際的な貿易の枠組み、食料・農業・農村に関する政策のあり方について、経済学の視点から理解をはかった上で議論ができる能力を身につける。
事前・事後学習の内容 事後に90分から120分の復習時間が必要となる。課題に関しては、エビデンスを持って議論をすることが重視されるので、先行研究のレビュー、データの分析などに十分に時間をとって取り組んでほしい。
授業計画
1:
第1回
弦間 アジアにおける経済発展と食料経済の変遷: 日本農業と食料経済との関連について講義する。
2:
第2回
弦間 アジアにおける食料消費の推移とその決定要因について講義する。
3:
第3回

弦間 アジアにおける農業生産の推移と決定要因について議論する。

4:
第4回

蔦谷 日本農業の構造 -食と農の乖離-について講義する。

5:
第5回

蔦谷 農業生産・担い手 -水田文化圏の農業、関係性、循環の喪失-について講義する。

6:
第6回

蔦谷 流通・安全安心 -距離・時間の拡大-について講義する。課題:新たな方向性-資源大国日本-循環・関連性の回復と距離・時間の縮小- について講義する。

7:
第7回

「食」の経済と貿易 「食」経済と貿易ルールとのかかわりについてのイントロダクション

8:
第8回

貿易と「食」の安全保障 貿易ルールと「食」の安全保障をめぐる問題

9:
第9回
「食」の安全性・品質と貿易 「食」の安全性・品質にかかわる貿易ルールとこれをめぐる問題
10:
第10回

林 「食」の地理的表示 「食」の地理的表示にかかわる貿易ルールこれをめぐる問題

11:
第11回
林 WTOと地域貿易協定 WTOと地域貿易協定の「食」にかかわる貿易ルールの現状と課題
12:
第12回

平澤 先進国農政を巡る世界情勢の変化および米国農業政策の動向(2014年農業法とその実施状況)について講義する。

 

13:
第13回

平澤 EU共通農業政策の改革動向について講義する。CAP改革の推移、2013年改革の

実施状況や意義など。

 

14:
第14回

平澤 スイスの農政改革について講義する。農政改革の展開と農業政策2014-1017年など。

15:
第15回

平澤 日本を含む各国農業政策の比較と規定要因について講義する。各国の政策や

情勢変化への適応を規定する農業の基礎的条件など。

 

教科書 林正徳、弦間正彦 編著 (2015) 「ポスト『貿易自由化』時代の農業と食料 ―貿易ルールの枠組みと影響分析―」 農林統計出版 
参考文献 必要に応じて、各講師が紹介する。また、さらに、必要に応じて資料を授業中に配布するか、コースナビ上で公開する。
成績評価方法
割合 評価基準
レポート: 75% 各講師の出題する課題に関するレポート(合計3回、各回A42枚以内)の構成と考察内容を評価する。
平常点評価: 25% 出席点で、平常点を評価する。

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