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シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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授業情報

開講年度 2016年度 開講箇所 グローバルエデュケーションセンター
科目名
グローバリゼーションと国際協力

担当教員 島崎 裕子
学期曜日時限 秋学期  木4時限
科目区分 ユニバーシティ・スタディーズ科目 配当年次 1年以上 単位数 2
使用教室 14-604 キャンパス 早稲田
科目キー 9S09010142 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード INTB231L
大分野名称 国際関係論
中分野名称 国際公共政策
小分野名称 開発研究
レベル 中級レベル(発展・応用) 授業形態 講義
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2016/03/02 19:27:52

授業概要  本授業では、グローバリゼーションを背景に「資本・人・モノ・情報」が国境を越え、背景が異なる国、地域、人が接触することによって生じる現代の諸問題を捉え、社会への影響や社会変容、国際協力の現状を考察する。特に、グローバリゼーションによって発生している負の側面に着眼し、地球市民としての視点を養うことを目的とする。地球規模の貧困、食料、人口、ジェンダー、教育、医療・保健、文化、労働、平和構築といった諸問題や課題(Global issues)の解決に向け、国際協力の現場において、各国政府や国際機関、NGOなどがどのような役割を担っているのか、また私たち自身の役目は何かを考える。国際協力の歴史的背景や国際開発を理解するための理論的基盤にも言及しつつ、実際の現場の具体的事例を各テーマで取りあげながら、問題への切り口を検討する。
授業の到達目標 1)現在、地球規模で発生している諸問題(グローバルイシュー)を自分自身との関連のある社会問題として認識できるようになること。
2)これらのグローバルイシューが、先進国と開発途上国との関係性のなかで、生み出されている問題であることを理解すること。
3)様々な事例を学際的な視点をもって理解し、考察が出来るようになること。
4)授業終了後も、引き続き地球市民としての意識を持ち、問題を問い続ける意識を育むこと。
事前・事後学習の内容 随時、関連資料等を配布する。それらの資料を購読し、当該テーマにまつわる知識等を深化させる。
授業計画
1:
第1回 オリエンテーション
講義の目的と概要
2:
第2回 グローバル化と国際社会     
グロ―バリゼーションの特徴や、背景を探りながら、正負の両側面から世界の現状を捉え国際社会を理解する。グローバリゼーションの負の側面における抑圧や搾取の構図を捉える。
3:
第3回 国際開発と国際協力①:歴史的変遷と国際機関・NGO       
国際開発、国際協力とは一体何か、歴史的な変遷を捉えながら、各国政府、国連をはじめとした国際機関、NGOなどの市民組織がどのような役割を担っているのかを理解する。

4:
第4回 国際開発と国際協力②:理論の変遷   
前回の授業を踏まえ、経済開発、社会開発といった分野別の開発手法やカバーする分野の具体的支援方法論を捉える。
先進国と途上国の関係性や、開発を学ぶ上での基礎理論も提示し、より深い理解を促す。
5:
第5回 現代の「貧困」とは何か-貧困の罠—         
貧困を「経済的貧困」「社会的貧困(相対的貧困)」に分類し、現代にみる貧困とはどのようなものかを探る。
また、ロバートチェンバースの「貧困の罠」の概念を用いながら、脆弱者層にもたらされる貧困の悪循環を理解する。
6:
第6回 貧困の罠② 
途上国における現状を具体的事例を用いて、理論や概念などと照らし合わせながら理解を深める。
また、履修者にも実際に貧困の連鎖を図式化してもらい(授業内作業)、貧困の連鎖がもたらす悪循環を考察する。
7:
第7回 グローバル化と人の移動:移住労働×人身取引  
グローバリゼーションの負の産物ともいえる人身取引の問題を概観し、グローバリゼーションにおける人の移動を考える。
なぜ人身取引が発生し、誰が被害にあうのか、被害者がどのような状況下に置かれるのかなどを、構造的側面と状況的側面の双方から考察する。
8:
第8回 開発と教育:教育事情、地域格差
途上国の初等教育、中等教育の現状をはじめとした教育事情や地域格差などの現状を捉えながら、教育機会の格差がもたらされていることを理解する。
9:
第9回 子どもの貧困
途上国の子どもたちにもたらされる児童労働、ストリートチルドレンなどの問題に言及し、「子どもの権利とは何か」「子ども時代とは何か」を考える。
10:
第10回 開発とジェンダー:世界にみる「女性に対する暴力」の現実 
国際機関からだされているジェンダー指数を基にジェンダー格差によってもたらされる教育、医療・保健、政治、労働などの現状を捉える。
女性たちがどのようにエンパワメントされ、機会を拡大し、貧困から脱却していったのかを、具体事例をとりあげ考察する。
11:
第11回 ゲストスピーカー【国際協力の現場とは】
国際協力の現場に携わるゲストスピーカーを招き、「国際協力」とは何かを考える。
12:
第12回 環境問題と資源戦争:資源は誰のもの?
資源としての水・食糧と飢餓の関係を捉える。不均等な少量分配がなぜ生じるのかということを考察し、グループワークを実施する。
グループワークでは、論理的に意見をまとめ発表する。
13:
第13回 参加型グループワーク【事例検証】
参加型グループワーク。実際の国際協力の現場にみられる事例を用いて、多様な側面から支援・協力を考察し、履修者が考える「協力のあり方」を議論する。
14:
第14回 国際協力と市民社会:貧困からの脱却に向けて
国際協力における市民社会の役割を考える。

15:
第15回 まとめ
全授業を受け、履修者自らの言葉で国際協力とは、国際開発とは何か、そして、グローバリゼーションにおける社会貢献とは一体どのようなことを指すのかを論じる。
教科書 特になし。
随時、資料を配布する。
英文資料あり。
参考文献 西川潤「人間のための経済学」岩波書店
西川潤・高橋基樹・山下彰一編著 「シリーズ国際開発 第5巻国際開発とグローバリゼーション」
日本評論社
勝間靖編著「国際開発論」ミネルヴァ書房
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 50% 期末試験
(持ち込み不可。論述問題では、授業で取り上げられた諸問題を自らの言葉で論じ考察を行っているかを評価基準とする)
平常点評価: 30% 授業への参加・貢献度(15%)、授業内の課題・授業内作業への参加度(15%)
その他: 20% ・課題(2本×10%)
 
備考・関連URL 本講義は、座学のみではなく、授業内において、自分の考えを整理する作業や、グループワーク、ディスカッション、ディベートなどの参加型の手法を採用する。
したがって、履修者には、主体的かつ協働的な授業参加を期待したい。出席率が3分の2を下回る場合は、最終評価の対象から外すので注意すること。

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