cheader

シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

main start

授業情報

開講年度 2018年度 開講箇所 グローバルエデュケーションセンター
科目名
バレエ・リュスの「春の祭典」 1 02

担当教員 池原 舞
学期曜日時限 秋クォーター  火4時限
科目区分 ユニバーシティ・スタディーズ科目 配当年次 1年以上 単位数 1
使用教室 7-419 キャンパス 早稲田
科目キー 9S09010165 科目クラスコード 02
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード ARTM111L
大分野名称 芸術/美術
中分野名称 音楽
小分野名称 芸術/芸能論
レベル 初級レベル(入門・導入) 授業形態 講義
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2018/03/12 09:44:09

授業概要

1913年5月29日に、パリのシャンゼリゼ劇場で、芸術史上最大のスキャンダルを巻き起こした、バレエ・リュスの「春の祭典」の初演。本講義は、クォーター2期分の16回の講義すべてにおいて、この舞台作品を取り上げ、徹底的に解剖する(ただし、前半部分の8回であるこの「1」のクラスのみの履修も可)。音楽学的に、舞踊学的に、民俗学的に、表象文化論的に……様々な角度から「春の祭典」を読み解いていくことで、この作品が20世紀初頭のパリの文化空間においてどのような位置づけにあったのかを捉える。
この講義のもう一つの目的は、物事を多角的に考察する訓練の場としてあるという点だ。一つの事象から小さなテーマをいくつも生み出してそれを深めていく意義を学修する。

なお、講義では、CDを聴いたり、DVDを観たりする他、教員による実演も盛り込む。また、学生の皆にも、一緒にリズムを叩いてもらったり(難しくない)、内股で飛び跳ねてもらったりする(恥ずかしくない)。なぜなら、この作品の革新性や躍動感を体感してもらいたいからだ。
とくに前提知識は必要ないが、授業に能動的な姿勢で臨む者を歓迎する。

授業の到達目標 1. 20世紀文化において社会現象となったバレエ・リュスによる「春の祭典」が、20世紀初頭のパリの文化空間においてどのような位置づけにあったのか、説明できる。
2. 一つの物事を多角的に捉えた際に、広がりをもったテーマに発展することを学修する。
授業計画
1:
第1回:ディアギレフの戦略
バレエ・リュスのプロデューサーであるS.ディアギレフの生涯を辿り、『芸術世界』刊行からバレエ・リュス創設までの活動における特徴を明らかにする。そして、「春の祭典」がどのような戦略のもとに初演されたのかを考える。
※最初に、イントロダクション(履修についての説明)とアンケートの実施
2:
第2回:レーリッヒと古代異教の世界
初演で衣装・メイク・背景画を担当したN.レーリッヒの思想にふれ、「春の祭典」で描かれた古代異教の世界を読み解く。
3:
第3回:ニジンスキーの身体表現
V.ニジンスキーによる初演の振付には、どのような身体表現があったのかを体感する。クラシック・バレエと比較し、いかに革新的であったかを明らかにする。
4:
第4回:ロシア・フォークロア
「春の祭典」の着想の源泉を探る。バレエで描かれた世界を、ロシアのフォークロアと絡めて解釈する。
5:
第5回:ストラヴィンスキーとリズムの革新
音楽を担当したI.ストラヴィンスキーは、「春の祭典」で革新的なリズム語法を生み出し、モダニズム作曲家の頂点に君臨した。それまでの時代の音楽におけるリズムや拍子の概念を、彼がどう覆したのかを分析する。
6:
第6回:不協和音
不協和音の仕組みを理解し、「春の祭典」における和声の特徴を分析する。初演当日に上演された他の作品とも比較する。
7:
第7回:ロシア民謡のデフォルメ
素材となったロシア民謡がどのようにデフォルメされてモダンな響きに変容したかを分析する。また、「ロシア性」とは何かを問う。
8:
第8回:20世紀初頭パリの文化空間
パリ万国博覧会からの影響、アール・ヌーヴォ様式の隆盛、ジャポニスムの流行などを通じて、20世紀初頭のパリの文化空間がどのようなものであったかを考え、そこで上演された「春の祭典」の意味を読み解く。
教科書 特になし。
参考文献 講義内での配布資料にて、随時、提示する。
成績評価方法
割合 評価基準
レポート: 50% 掘り下げの深いレポートを高く評価する。出席率が3分の2に満たない者のレポートは受け付けない。なお、レポート課題は、第5回~第6回の講義中に発表し、第8回講義の最後に回収する予定である。
平常点評価: 50% その場での体感が重要な講義なので、出席率は重視する(各自、Course N@viにて1週間以内に登録すること)。また、講義への積極的な取り組み姿勢(挙手による発言や返答、パフォーマンスの披露)を高く評価する。講義内で書いてもらうリアクション・ペーパーも、平常点評価の対象である。
備考・関連URL

 

ページの先頭へ戻る

Copyright © Media Network Center,Waseda University 2006-2019.All rights reserved.

read