cheader

シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

main start

授業情報

開講年度 2016年度 開講箇所 グローバルエデュケーションセンター
科目名
南アジアから学ぶ途上国の農村開発

担当教員 平山 雄大/秋吉 恵
学期曜日時限 夏秋期  金2時限
科目区分 ユニバーシティ・スタディーズ科目 配当年次 1年以上 単位数 2
使用教室 7-509演習室 キャンパス 早稲田
科目キー 9S09030003 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード GSSA113P
大分野名称 総合社会科学
中分野名称 総合社会科学
小分野名称 社会科学の今日的課題
レベル 初級レベル(入門・導入) 授業形態 実践/フィールドワーク/インターンシップ/ボランティア
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2016/04/05 19:22:32

副題 ―ブータンにおける実習を通して―
授業概要

インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールといった国々を擁する南アジアは、多様な民族、宗教、自然環境、また経済成長やその一方での貧困問題等で広く注目を集める地域ですが、距離的にも精神的にも遠い日本に暮らす私たちが、大学の講義やメディアの情報のみによって、彼らの暮らしを彩る喜びや抱える問題を身近に感じ深く理解することは困難です。

本科目では、それらを体感する場として南アジアの小国ブータンを取り上げます。近代化を推進するうえで伝統的価値観・文化の保護を重視し、「国民総幸福(Gross National Happiness: GNH)の最大化」という国家開発目標とともに、国家の主体性・独自性を保つ努力を怠らずにその開発を行ってきたブータンにおける実習を通して、途上国の農村開発に迫ってみたいと思います。

【事前学習】では、ブータンにおける国家開発政策の推移や内発的な発展の取り組み、ブータンの農村開発と日本との関わり等について学びます。実習では、農村でのホームステイや人々へのインタビューを通して、ブータンに根づく文化・価値観・生活様式に触れると同時に、農村開発を巡る現状や課題について理解を深めることを目指します。【事後学習】では、実習において各々の心を捉えた体験を振り返り、その体験の背景にある課題を、ブータンと日本の双方の社会を繋げることで見出していきます。そして体験から繋がる社会課題を整理し、報告会等のかたちで発信することが期待されています。
授業の到達目標 1.他者とのコミュニケーションの実践を通して、異文化を理解する力を養う。
2.農村社会の慣習や構造が、近代化を推進する中でどのように変容しているかを理解する。
3.ブータンの農村の社会課題と自分との繋がりを理解し、発信する。
事前・事後学習の内容 1.【事前学習】として、5/6(金)、6/3(金)、7/1(金)の6限にオリエンテーションを行います。また、夏季休業期間中の8/3(水)~8/5(金)に集中講義を行います。集中講義では、講義に加え、履修生同士のグループワークを通してブータンの農村への理解を深めます。
2.【事後学習】として、秋学期前半の金曜2限にブータン実習の振り返り、学びの発信、報告書作成等を行います。
授業計画

56

【事前学習】 オリエンテーション:科目・教員・履修生を知り、各々の動機を深める。

シラバス配布、コース説明等。

63

【事前学習】 オリエンテーション:ブータンの国家開発政策を学ぶ。

パスポートの確認、参加費用振込、海外旅行保険、誓約書についての説明等。

71

【事前学習】 オリエンテーション:ブータンの農村における取り組みを学ぶ。

海外旅行保険、誓約書回収等。

集中講義

83日~85

(予定)

【事前学習】 ブータンに対する理解を深める。

【事前学習】 ブータン実習での調査課題を考える。チームを作る。

【事前学習】 フィールドワークの方法を学ぶ。調査の準備をする。

ブータン実習

820日~91

(予定)

ž   農村でのホームステイや人々へのインタビューを通して、農村開発を巡る現状や課題について理解を深める。

ž   近代化を巡る諸問題やその解決に向けた取り組みを学ぶ。

ž   JICA現地事務所、NGO、国際協力のプロジェクトサイト等を訪問し、支援策について考える。

930

【事後学習】 ブータン実習において心を捉えた体験を振り返る。

107

【事後学習】 ブータン実習での気づきと農村の社会課題との繋がりを考える。

1014

【事後学習】 農村の社会課題と自分との関わりを考える。

1021

【事後学習】 社会課題に対する自分の立ち位置を考える。

1028

【事後学習】 ブータン実習での気づきから得た学びの発信方法を決める。

1111

【事後学習】 発信に向けて具体的な準備を行う。

1118

【事後学習】 発信(報告会等)。

1125

【事後学習】 発信の振り返り、訪問先への報告書の送付。

教科書 学習に必要な情報、文献をまとめた資料を用意します。
参考文献 これら以外にも、履修生の興味関心に沿って、随時参考文献を紹介していきます。
・今枝由郎(2013)『ブータン―変貌するヒマラヤの仏教王国― 新装増補版』大東出版社。
・上田晶子(2006)『ブータンにみる開発の概念―若者たちにとっての近代化と伝統文化―』明石書店。
・坂本龍太(2014)『ブータンの小さな診療所』ナカニシヤ出版。
・関健作写真・文(2013)『ブータンの笑顔―新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間―』径書房。
・『地球の歩き方』編集室編(2016)『地球の歩き方D31 ブータン 2016~2017年版』ダイヤモンド社。
・中尾佐助(2011)『秘境ブータン』岩波書店(岩波現代文庫)。
・西岡京治・里子(1998)『ブータン―神秘の王国―』NTT出版。
・根本かおる(2012)『ブータン―「幸福な国」の不都合な真実―』河出書房新社。
・平山修一(2005)『現代ブータンを知るための60章』明石書店。
・山本けいこ(2001)『ブータン―雷龍王国への扉―』明石書店。
成績評価方法
割合 評価基準
平常点評価: 50% 事前学習及び事後学習への参加態度や積極性を評価します。また、ブータン実習時の学習態度及びグループ間の学び合いに対する姿勢等を総合的に評価します。
その他: 50% レポート等の提出物について、各自の課題や気づきに対して自分自身の言葉で深い考察がなされているかを評価します。
備考・関連URL

1.     海外実習科目のため、4/8(金)に担当教員による面接を行います。履修希望者は、志望理由書に面接希望時間を明記してください。

 <二次登録申請者への面接>

 日時:48日(金)10:0014:00

 場所:99号館(STEP21)ボランティアセンター 2階事務室にて受付

 面接は10:0014:00のいつでも受けられますが、準備の都合のため、来場する時間帯を志望理由書に明記してください。


2.     ブータン実習は8/20-9/1を予定しています。実習費用として約25万円が必要となります(航空券代約12万円、現地滞在費約12万円、その他ビザ代、空港税、訪問先への謝礼等)。費用は参加人数、為替レート、原油価格の増減等により多少前後します。また、経済的負担・リスク管理の観点から、実習前に保証人と連名の誓約書を提出していただきます。

3.     ブータンの農村社会に関して各自が興味・関心を寄せる事項を見出し、その現状や課題を調査し、レポートにまとめたり、報告会等で発信することが求められます。

4.     実習前の準備、実習後の振り返りや報告書作成等、負担が大きくなることが予想されます。本気で本科目に向き合う、意欲ある学生の履修を期待しています。

 

ž ・ 本科目は平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)の提供科目です。WAVOC提供科目では、講義・実習を通じて以下の4つの力(またはその一部)の育成を目指しています。

<1>問題を社会の仕組みのなかに位置づける力

<2>想像し、共感する力

<3>企画・立案/運営・発信する力

<4>自分の生き方を他者との関わりの中で紡ぎ出す力

本科目では、<1>を身につけることで、<2><4>を養い、ブータン実習での学びを発信することで<3>を獲得することを目指します。

ページの先頭へ戻る

Copyright © Media Network Center,Waseda University 2006-2017.All rights reserved.

read