cheader

シラバス詳細照会

シラバス詳細照会

  • 講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

main start

授業情報

開講年度 2016年度 開講箇所 グローバルエデュケーションセンター
科目名
アフリカゾウとの共生を実践するボランティア 1

担当教員 岩井 雪乃
学期曜日時限 春クォーター  水5時限
科目区分 ユニバーシティ・スタディーズ科目 配当年次 1年以上 単位数 1
使用教室 11-911(演習室) キャンパス 早稲田
科目キー 9S09030047 科目クラスコード 01
授業で使用する言語 日本語
  コース・コード ENVE125P
大分野名称 環境学
中分野名称 環境学および持続可能性
小分野名称 自然共生システム
レベル 初級レベル(入門・導入) 授業形態 実践/フィールドワーク/インターンシップ/ボランティア
  オープン科目

シラバス情報

最終更新日時:2016/04/05 19:38:10

授業概要

「アフリカゾウ」はどんな動物だと思いますか?

 この動物と「共生する」とは、どんな状況だと思いますか?

 

 本科目は、「アフリカゾウと地域住民の共生」を現地に行って考え、よりよい共生にむけてボランティアを実践します。夏秋学期科目「アフリカゾウとの共生を実践するボランティア2」でタンザニアにボランティア活動に行きますので、そのための入門講座です。

 

 アフリカゾウは、密猟によって個体数の減少が懸念されている「保護動物」です。しかし同時に、生息地周辺の住民にとっては、農作物を荒らし人間を襲う「害獣」ともなっています。このように矛盾する存在であるゾウと、どのように「共生」できるでしょう? どのような状態が「共生している」「共生していない」といえるのでしょう? 上からの視点ではなく、現地の住民の立場によりそって考えるのが、この科目の特色です。

 タンザニア実習では、セレンゲティ国立公園に隣接し、ゾウ被害にあっている農村でホームステイをします。不便な現地生活を体験し、人びとの生の声を聴きます。外部者は、「観光で収入を得て、住民に補償すればいい」「ゾウが村に入ってこないように対策をすればいい」といいます。果たしてそれは、そんなに簡単にできることなのでしょうか? 履修生一人ひとりが、現場を歩き、対策のお手伝いをし、人びとと寝食をともにして、対話しながら考えていきます。

 

実習後は、秋学期前半の授業があります。タンザニアでの活動をふりかえり、さらに日本で何ができるかを考え、ボランティア活動を実践します。現地での経験に根ざした自分自身の「共生」の定義を構想し、それを実現するために行動していきます。

 

 本科目「1」では、講義でタンザニアの現地の基礎知識を習得し、千葉県鴨川市で日本における害獣問題を体験します。さらに、夏のタンザニア実習に向けての準備を進めます。

 

・本科目は、夏秋学期科目「アフリカゾウとの共生を実践するボランティア2」(科目2)と連動しています。

 必ず2つの科目をセットで履修してください。(本科目を登録もしくは単位修得していない方は、科目2を登録 することはできません。)

履修登録の際に、志望理由書の記入と面接が必須です。


<二次登録申請者への面接>

 日時:4月8日(金)10:00~12:10

 場所:99号館(STEP21)ボランティアセンター 2階事務室にて受付

 面接は上記時間のいつでも受けられますが、準備の都合のため、来場する時間帯を志望理由書に明記してください。

授業の到達目標 1) 「アフリカゾウとの共生」を住民の視点から考えられるようになる
2) 社会問題の背景にある複雑な構造を分析できるようになる
3) 自分自身の「共生」を構想し、それに向けて行動するようになる
4) 自分の意見を他者に説明する力、他者の意見を共有する力、そこから発想を発展させる力を養う
授業計画
1:
第1回 教員と履修生を知る

授業の目的と内容を理解する

教員と履修生を知る

スタートポイントしての「共生」イメージを確認する
2:
第2回 アフリカゾウと地域住民の現状
アフリカゾウの個体数の変動過程、それに影響をもたらしたグローバルレベルの政治経済的背景、ゾウ生息地の地域住民の生活、タンザニアの自然保護政策の歴史と住民生活の変容過程
3:
第3回 アフリカゾウ獣害対策
アフリカゾウによる獣害被害の実態とそれに対する対策
4:
第4回 タンザニア活動の予備知識

タンザニアの気候・治安・滞在の注意点、渡航までに必要な手続きの説明、予防接種の説明

現地で起こりうる緊急事態への対策

タンザニア農村の暮らしぶり、現地でお世話になる方々、イコマ民族の文化と価値観、村の方々と交流する際の心構え

5:
第5回 タンザニア活動の問いを立てる

タンザニアでの活動内容を構想する

6:
第6回 第7回 日本における害獣問題(国内実習)

514日(土)~15日(日)12

千葉県鴨川市において日本の農村での獣害問題を学び、ボランティア活動をする

農家民泊に宿泊

7:
第6回と同時実施
第6回と同時実施
8:
第8回 タンザニア活動の準備

鴨川活動のふりかえり、発見したこと・疑問を感じたことの共有

レポート課題の説明

タンザニア活動の確認

参考文献 岩井雪乃 2014 「自然保護への抵抗としての内発性―タンザニア・セレンゲティ国立公園の地域住民 」『新生アフリカの内発的発展―住民自立と支援』西川潤・大林稔・阪本久美子編 昭和堂 146-164ページ
岩井雪乃 2013 「自然の脅威と生きる構え―アフリカゾウと『共存』する村」『グローバル社会を歩く―かかわりの文化人類学』赤嶺淳編 新泉社 72-143ページ
岩井雪乃 2014 創られた「野生の王国」セレンゲティ――自然保護と地域住民の受難
http://synodos.jp/international/10478
岩井雪乃 2015 象牙密猟は生息地でどう受けとめられているか?―二重に苦しめられるタンザニアの地域住民
http://synodos.jp/international/15260

(特活)アフリック・アフリカ「アフリカゾウ基金」 
http://afric-africa.vis.ne.jp/04africa/index.htm
成績評価方法
割合 評価基準
試験: 20% 夏のタンザニア活動で必要な事前知識が身についているか
レポート: 60% 「動物との共生」に関して、体験に根ざした自分自身の考えを記述できるか
平常点評価: 20% 積極的に取り組んだか、チームとしての活動に主体的に貢献したか
備考・関連URL
  1. 鴨川活動(1泊2日、5月14日(土)~15日(日))の費用(現地交通費、宿泊費、食費、訪問地謝金等)は18,000円程度。履修者数により変動があります。

2.タンザニア活動(15日間、8月上旬出発~8月下旬帰国)の費用(航空券、空港税、現地交通費、宿泊費、食費、訪問地謝金等)は33万円程度。履修者数・為替相場により変動があります。


3.タンザニアおよび鴨川では、野外で長時間活動することになります。宿泊先は大部屋で雑魚寝になります。また、タンザニアの滞在先は電気水道のない農村であり、生活はたいへん不便です。そのような過酷な環境と活動に耐えられる心身の強さが求められます。


・本科目は早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)の提供科目です。

・本科目の履修を希望する者は、科目登録時に以下①、②を行う必要があります。

 ================================================================

 ①志望理由入力(科目登録期間中)

 ②担当教員による面接

  【日時】4月4日(月)10:00~15:00

  【場所】99号館2階平山郁夫ボランティアセンター事務所にて受付

  ※面接希望時間等は志望理由入力フォームより提出してもらいます。

 ================================================================

ページの先頭へ戻る

Copyright © Media Network Center,Waseda University 2006-2017.All rights reserved.

read